2022-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

今週は歯医者さん2回。1回は奥歯のかぶせ物がとれて、いつもの駅前のN澤歯科。しかし一昨日前歯の差し歯がとれて、いつもの歯医者さんはもう休みだったので、昨日ネットで円山の歯科医に予約。行ってきました。新しい機器、でも女性の少し化粧の濃い女医さん…

ホーソーンと映画版「ウェイクフィ―ルド」

映画の原題はWakefieldですが、DVD発売時は『シークレット・ルーム』らしく、アマゾンでもその題でした。でも日本では劇場公はしていないらしいのに邦題があって『アイ‘ム・ホーム覗く男』。これも内容を説明しようと苦心しているのでしょうが、センスがない…

トニ・コレットという女優

1999年の『シックス・センス』はインド系アメリカ人の監督マイケル・シャラマンと子役を一躍有名にした。僕はこの手の映画は苦手なのですが、その1996~97年に8か月ほどいたフィラデルフィアが舞台なので見ました。ダイハード・ブルース・ウィリスが悩む精神…

シアーシャ・ローナンの『ブックッリン』

2019年の『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』という訳の分からない邦題の映画で発見した女優シアーシャ・ローナン。原作はもちろん『若草物語』(Little Women、1869)の映画化最新作品。1917年から7回も映画になっています。 でシアーシャ2…

エレン・バーンステイン、魅力的な82才

手元にある『死を騙る男』(2011年、創元社)を何となく読み返していて、映画化されていれば見たいなと。 原作は2008年、The Calling。映画化は2014年、英語題名は原作通りThe Calling、邦題は『殺人の啓示 死を誘う男』。いつもの愚痴ですが日本語のタイト…

ジャッキー・ロビンソンを演じる俳優

『42 〜世界を変えた男〜』(2013)を見ました。アフリカ系アメリカ人で初のメージャー・リーガーとなったジャッキー・ロビンソンが主人公。この選手の名前とか初のとか知っていましたが。でも厳密には初ではないとも。 タイトルの「42」とはロビンソンが付…

支部大会終わる

12月17日(土)第32回支部大会(日本アメリカ文学会北海道支部)が駅前のアスティ45にある札幌市立大学のサテライト。キャンパスで開催され、無事終了しました。 今年の小林秀雄賞を受賞した『謎ときサリンジャー』の著者竹内康浩先生を特別講演の講師に、共…

大倉山、フレンチ、サリンジャー

無理な三題噺にしました。 昨日、大倉山のフレンチNouvelle Pousseに行ってきました。「新しい芽」という意味のフレンチのお店でしたが、けっこう美味しかった。 家内のお姉さんの入っているロータリーの招待券が回ってきました。有効期限が12月12日。あわて…

『愚かなり我が心』を観る

1949年の映画です。原作の「コネチカットのひょこひょこおじさん」Uncle Wiggly in Connecticutは前年、The New Yorkerに掲載。ずいぶんと早い/速い映画化。これは9月のブログでもジャズ絡みで書きました。でも今回は映画の感想。 主人公のエロイーズ(スー…

サリンジャーと短編の意味

1953年の短編集『ナイン・ストーリーズ』に「両手の鳴る音を知る、片手の鳴る音はいかに?――禅の公案」というエピグラフが掲げられています。これは「隻手の声/音声」という江戸中期の禅僧白隠慧鶴(はくいんえかく)が作った有名な公案です。 We know the …

2万歩越え

昨日は9時前に、散歩がてら2か所のコンビニに行ったので8000歩になりました。 その後、街に出て買い物。ランチは外れでした。言いずらいけれど東急デパートの魚系のお店。1時ころ帰宅して1万歩は越えた。 で、帰宅後、夕方、友だちが久しぶりにバーテンを…

サリンジャーとオートマチック

Catcher in the Rye(1951)の次に出した短編集Nine Stories(1953)の1つ目A Perfect Day for Bananafishは16頁の短編です。短いですが最後にグラース家サーガの主要人物シーモアが自殺してしまう重要な作品。しかしその銃の操作に問題があるように僕には思…

家の修理と幼なじみ

キッチンの天井に少しシミができたので、幼なじみの工務店に来てもらった。 Y君は小学校、中学と一緒だったけれどクラスが同じになった事はなかった。でもクラスが同じだったよう親しみがあって、それがどうしてなのか分からなかった。今回初めて家に来ても…

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』= My Salinger Year

2020年の映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』を見ました。1995年20代の作家志望のジョアンナが出版エージェントの会社に入り、サリンジャーと交流を持つ話です。 主演の女優はマーガレット・クアリー。知らなかったけれど、1989年当時26才だったスティー…

『ライ麦畑で出会ったら』とジャズ・ピアニスト

2015年の映画『ライ麦畑で出会ったら』を見ました。1969年に16才の『ライ麦畑でつかまえて』を劇化しようとしてサリンジャーに会う話です。原題はComing through the Rye、日本でも「夕空晴れて、秋風吹き」というメロディまで浮かぶ「故郷の空」です。「誰…

また空いてしまった

11日から13日も空いてしまいました。原稿は書いても書き終えなかったのもあり。 かみさんの?回目の誕生日があり、小樽商大グリー・クラブOBの100年記念コンサートに行ったり、テニスの納会があったり。 今は来年10月の全国大会懇親会の会場探しです。1年も…

『リチャード・ジュエル』、聖なる凡人

2019年のクリント・イーストウッド監督作品。 そんなに好きでもない監督の作品ですが、外れもあるが当たりの確率は高い。『クライ・マッチョ』(2021)と『15時17分、パリ行き』(2017年)はいまいち。『運び屋』(2018年)は結構よかった。そして『リチャー…

『ロリータ』、反復する物語

『アリスが語らないことは』(創元推理文庫、2022年)について。作者はピーター・スワンソン、1968年生まれ。2015年のThe Kind Worth Killing(「殺されてもいい人」くらいかな)が、『そしてミランダを殺す』)というタイトルで評判を呼んだ(らしい)。冒…

遅めの追悼、ファラオ・サンダース

9月に82才で亡くなったファラオ・サンダースについて。 10年前の2012年までほとんど聞かなかったミュージシャンです。spiritual jazzについて考えていた時に、もちろん以前から知っていて遠ざけて?いたファラオ・サンダースのBlack Unityを聞いてはまって…

「デジレの赤ちゃん」について

昨日は午後のテニスと、その後の紅葉見物。また知事公館に行ってきました。4時半ころで人出がなく静か。初めて公館の建物内部の見物もしました。その後は久しぶりに「ラ・メーラ」に行きましたが、貸し切りだとか。でも店主のMさんが元気そうでよかった。西…

北大イチョウ並木

これは毎年書いているタイトルかな。 昨日行ってきました。すると土日(10月29・30日)が3年ぶりの「イチョウ祭り」だったようです。でも昨年のけっこう人出があった。老若男女が並木に続く黄葉を愛でていた。ウクライナの戦争も、韓国の圧死のような悲劇も…

3日で3万歩

先週の木曜日は高校の友だちの誘いで初めてのパーク・ゴルフに挑戦しました。 4人かと思いきや、3名で。二人でも一人でも?できるとか。茨戸の由緒あるコースで。 9ホールのコースを2種類、4回まわりました。スコアはパー33のところ、44、43、41、39とほんの…

紅葉の定山渓とカヌー

14日(金)と15日(土)、3年ぶりの一泊旅行。4年ぶりに定山渓に行ってきました。 9月が暖かったので紅葉はどうだろうかと思っていましたが、十分と言うか場所によってはピークを過ぎていました。例の旅行支援、北海道はloveとかいう言葉を使っているので言…

学会不参加

今日から神田の専修大学で3年ぶりの対面の学会(アメリカ文学)が開かれます。 僕はもう本部関係の委員は下りたし、特に飲もうと言う誘いもないので、不参加。現職の人のように出張費も出ないし。 それでも来年の全国大会担当の準備として、支部長や他の支部…

3年ぶりの対抗戦

17日(土)と24日(土)と練習を重ねてきたが、25日の試合には負けてしまいました。 北海学園大学と小樽商科大学の教職員テニス同好会が50年近く続けてきた対抗戦が小樽市のオタモイにある小樽グリーン・テニスクラブで開催されました。天気でよかった。 札…

Zoom、ギリギリ?成功

23日金曜日はアメリカ文学会北海道支部の第197回目の研究談話会。 発表者が地元の旭川からのオンラインを希望したので、またZoomで少し心配でした。 でも本部がらみではないので、分からない時は仲間に聞ける。でやっぱり最初は失敗。テクに詳しい若者(40才…

個人的ミニ・イベント

金曜は来年度の全国大会会場候補(予定)の大学に視察に行きました。 札幌と江別の間にある緑豊かなキャンパスで、道外から来る参加者に北海道らしい大学として映るだろうと思いました。各施設も見せてもらい使用教室などの事前の事前的な確認。 半日で終わ…

ゴダールと札幌シネマテーク

道新ホールで見たゴダール(1930‐2022)の『カラビニエ』(1963)、『中国女』(1967)、『ウイークエンド』(1967)。 (ジュリアン・)デュビビエ(1896‐1967)の『舞踏会の手帖』(1937)や『運命の饗宴』(1942)も道新ホールで見たので、たぶん札幌シネ…

My Foolish Heart――サリンジャーとビル・エバンス

これは前にも書いたかな。ちょっと理由があってまたサリンジャーを読んでいます。Nine Stories(1953)の1番目の短編A Perfect Day for Bananafish、そして2番目の短編がUncle Wiggly in Connecticut。翻訳は「コネチカットのウィグリおじさん」。で「ウィグリ…

朝もぎ+茹でたて

昨日は夕方、大通りのオータム・フェスタに行ってきました。これも3年ぶりか。 ビア・ガーデンも混んでいた。ビア・ガーデンはほぼ大人ですが、オータム・フェスタは家族連れも多い。賑やかでいいですね。少しうるさいけど。 でも食事は「まるき」で。これ…