2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
家の小さな菜園の手入れでは気がすまず?すぐそばの公園の入り口の草むしり。その先のテニス・コートそばの階段の雑草排除。今日はさらにその先の山の手橋の手前の階段を掃除してきました。公園お掃除隊を自認しています。隊員は約1名。かないはお掃除おじさ…
小津本からハイスミス、そしてオースターから今は漱石を読んでいます。 『彼岸過迄』を読み終え、今度は『虞美人草』。読みのガイドとして『漱石激読』(河出ブックス)と『漱石はどう読まれてきたか』(新潮選書)です。どちらにも登場するのが石原君。知り…
木曜日の朝に打ったワクチン接種の痛みは夕方に出てきて、金曜は腕を上げると痛い。土曜日には少し痛い。いま日曜の朝ですがほとんど痛みは感じません。だいたい接種をしてくれた看護婦さんが言っていたように数日で消えるといっていいと思いました。でも金…
これは持病?の方ではなく、ワクチンによるものです。 午前中接種した時はほんのチクリ程度。夕方すこし痛みが。でも5.激痛/4.かなり痛い/3.痛い/2.少し痛い/1.痛いかな?の5段階?で3と2の間程度です。看護婦さんによれば2,3日でなくなるとか。 きのう…
一昨日の夕方、かみさんと自転車で近間を散歩しようとした出先に、トイレが故障した。散歩は西野緑道をを中心にラッキーでの買い物をふくめて1時間半。YoSHIのアイスクリームは定休日でだめでした。発寒川のすぐ隣を流れている小さなかわいい小川は新しい癒…
痛みが何日もないので油断?していたら、昨日ちょっと。 完全に治った訳ではないと、残念だけど納得しました。でもどういう時に出て来るのか相手の顔?が分からない。でも付き合い方はだいぶ分かりました。痛みがなくても油断をしないで処方の薬をきちんと飲…
今朝は平岸霊園までお墓参りに。親不孝だった「償い」です。手遅れですけど。 静かな霊園でのんびりとと思っていたのですが、墓石の「本城」の黒い部分から涙のように墨というか塗料が垂れているようにみえます。これから石材店に連絡しなくては。 久しぶり…
今日は午後3時半からZoomで役員会。投稿規程の変更など審議。 4時から6時まで研究発表。ずっとオースターの本を読んでいたのは、この発表の司会のためでした。『作家読本オースター』を編集した上智の飯野さんも参加してくれました。 発表後の質疑もたくさん…
きのう、テニス仲間(コートの管理者)から21日以降もコートは閉鎖と連絡があったというショート・メッセージが来ました。緊急事態宣言解除後だけど、まん延防止措置だけど、札幌は感染者数とか重重症者用のベッド数とか緊急事態なみだという事だろうか。 去…
う~ん、忙しいって書いたけど。 きのう予告?した『縮みゆく人間』は面白そうだけれど少し延期します。 昨日は街へ出かけました。手帖をみると5月12日以来?ちょうど緊急事態宣言の前日で「チャイナ・パーク」でビール(+紹興酒)が飲めたのでした。 2年ぶ…
オースターのReport from Interior (2013)の『内面からの報告』(2017年、新潮社)を司会絡みで読みましたが、けっこう面白いです。少年時代に見た有名な『縮みゆく人間』(1957年)とそれほど有名ではない(と思う)『仮面の米国』(1932年)の感想が前者は2…
『チャリング・クロス街84番地』(中公文庫、1984年)はヘレン・ハンフ(1916‐97)の84, Charing Cross Road (1970)の翻訳の文庫化です。僕は昔この文庫を読んだのだろうか。原作の書簡体小説を授業で使った事もありました。ご存知の人も多いと思いますが、…
『朝日新聞』に連載されていた『行人』(1914年、大正3年)は作品は知っているが、『彼岸過ぎまで』と『こころ』の間に入る後期三部作の2作目とは知らなかった。ちなみに初期三部作の『三四郎』、『それから』、『門』は何度か読んでいます。 さてテキストは…
朝刊の記事を読んでの感想です。「兵站」については何度も書いているテーマです。 「兵站」とは戦争をするときの準備(兵士、武器弾薬、食料、医療、移動と野営の確保など)の事で、英語(もとはラテン語)のロジスティック(兵站≒後方支援)は企業でも前線…
作品論ではなく覚書です。 その前に幼馴染のブログを読んで。ニューヨークへ20回以上も行ったN田くんが上岡(伸雄)さんの『ニューヨークを読む』(中公新書)について書いていました。その後書きに僕の名前も出ているから読んでみて。上岡さんは僕がヒップ…
昨年はまった時代小説ですが、読み終わると再読する気にはならないのが残念です。本棚も手狭になっているし、藤沢周平と山本周五郎をのぞいて250冊くらい、段ボール2箱を近くの区民センターに寄付しようかなと。でも電話が通じない。自転車で生協に行くつい…
ハイスミス作品の心理的緊張感とちょっと異常なのに疲れて別のジャンルで休憩しようと思い、つい漱石関係の本に。ずっと、けっこう好きです。また作品ではなく作品論を読むと「自己の内面の特権化」とか「自意識の絶対性の中に閉じこもろうとする人間の寂し…
ちょっと体調がいいと薬を飲むのを怠る。すると…それとそんな時にハイスミスは合わないなとも。 それで今日は前にも触れているイタリアのアントニオ・ファラオ。ファラオだからって「皇帝」はないけれど、アメリカン・カルテットと称して、ジャック・デジョ…
次に読んだハイスミス作品は『水の墓碑銘』(Deep Water、1957)でしたが、これが ベン・アフレック主演で映画になり今はポスト・プロダクションのようです。相手役は『ブレードランナー 2049』で注目を集めたキューバ出身のアナ・デ・アルマス。監督は『ナ…
けっこう続けてブログを書いていました。小津監督~オースター~ハイスミス。 毎週1回通っていた病院の院長が3週間ほど不在なので、4週間分の薬をもらう。しばらく治療を続けていた中くらいの?体調不良が7割くらい治ったので少しホッとしています。早くテニ…
ㇵイスミスの3作目の『妻を殺したかった男』(1954)を読みました。処女作の『見知らぬ乗客』(1950)、2作目のThe Price of Salt(1952)後の Carolと『太陽がいっぱい』(1952)にはさまれた本作、原題はThe Blunderって「ドジなやつ」という主人公に対し…
『慈悲の猶予』というのが『太陽がいっぱい』(角川書店、1971年)、『見知らぬ乗客』(角川書店、1972年)に先んじてのハイスミスの最初の翻訳本のようです。映画はあんなに注目されても、原作の翻訳はまだそんなに求められていなかった時代なのでしょうか…
オースターの『NY3部作』の2作目『幽霊たち』と『過去を逃れて』について分身のテーマからの見直し。 主人公の探偵ブルーが好きな映画『過去を逃れて』について過去からは逃れられないとするペシミスティックな物語だ。主人公のジェフ・マーカム(ミッチャム…
勝手にハイスミスの生誕100年を祝って「トム・リプリー」シリーズ、その他について書いていて、昨日『キャロル』については詳しく書きたいので「その3」を予告したのですが、前のブログ「越境と郷愁」でも2017年の学部の行事に関連して書いていました。 時…
『見知らぬ乗客』(1951)で注目され、ルネ・クレマンの『太陽がいっぱい』(1960)で一躍有名になったハイスミス。『太陽がいっぱい』は完全犯罪成功に喜ぶ主人公トム・リプレイに警察が近づく印象的なシーンで終わるが、原作では逮捕されず、連作の主人公…
小津、オースター、次はそんなに引っ張らないと思うけれど、小林信彦。『小説探検』(本の雑誌社、1993年)を読みだして、そのまま眼科へ。読書メガネが合わなくなって検眼に。待合室で読んでいました。軽い白内障と診断されて、目薬をもらいました。先輩のI…