2019-01-01から1年間の記事一覧

日本人のジャズ

マルチ・リード奏者の松風鉱一のアルバムを探していて森山威男の『スマイル』(1980)にたどり着いた。 ピアノの板橋文夫の曲「ワタラセ」(渡良瀬)がいい。ナチュラルでノスタルジックなテーマと、激しいソロの交感。ポスト・コルトレーン的と言うよりもコル…

今度はデイヴ・リーブマン

1970年代に聞いたアメリカの白人男性サックス奏者。70~74年にマイルスのアルバムに参加したころは20代半ば。『オン・ザ・コーナー』とか『ダーク・メーガス』などマイルスの代表作でないのは少し寂しいけれど。 僕がはまったのは1973年のLookout Farm。ピア…

『マッセイ・ホール』を聞く

僕の何倍もジャズに詳しい友達のブログを読んで、アマゾンで買いました。 アルバムは『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』。1953年カナダのトロントのマッセイ・ホールで行われたライヴです。ビバップの巨人たちが一堂に会したジャズ史でも有名な録音で、寡…

支部大会終る

21日土曜日2時から6時まで第29回北海道支部大会(アメリカ文学の)が北海学園大学で開催され、無事終わりました。 第1部は中部支部から鵜殿先生にハーレム・ルネッサンスとレネ・レーセンについて話してもらいました。僕は漠然と1920年代と思っていたのです…

Roy Hargroveを聞く

昨年の11月に49歳で亡くなったアメリカの黒人男性トランペット奏者ロイ・ハーグローブを聞き続けています。 特にEarfoodというアルバム。有名になったと言われる2曲目めのStrasbourg/St.Denisもいいけれど3曲目のStarmakerの暗い美しさが際立っています。 yo…

Stolen Momentsを聞きながら

しばらくオリバー・ネルソンの『ブルースの真実』(1961)に入っているStolen Momentsを聞いています。 この曲はネルソン作曲で、71年の『スイス組曲』や75年の遺作『ストールン・モーメンツ』にも入っています。しかも多くの人がカバーして、ロックのフラン…

年末

12月の初旬は2つの忘年会を控えて風邪をひいてしまった。最近通うクリニックは東大教養学科出身(その後はもちろん医学部だろうけど)の40代の先生で、引き始めの風邪に対してはあまり同情的でなかった。 で、大学時代の仲間で3人の忘年会。一人は9月に68才…

いろいろと

11月15日に書いて以来、こんどは2週間以上たってしまった。僕が見ているブログ(ダイアリー?)で毎日更新しているのが2つあって、これは書く事があるのだと思う。関心の多様さと深さと筆力が必要。 さて11月中旬に雪が降ったのでテニス・コートのネットを…

雪になってしまった

また1週間が経ってしまいました。先週は5回もテニスをしてしまった。 9日(土)は久しぶりの研究談話会。前にも触れましたが、セーラ・ジュエットという19世紀後半のアメリカの女性作家の連作短編『とんがり樅の木の郷』についての発表。面白かったです。発…

冬支度

お墓が完成してほっとしたせいか、気が緩んで土日月と午前中テニス。でも1時間半程度しかしません。毎日ある程度の運動が必要ですが、過度にしないという習慣が身に附いています。と言うか、すぐ飽きて早く家に帰ってシャワーを浴びてビールを飲みたい。手稲…

墓を建て直す

10年くらい前から墓の一部が少し崩れてきた。ただ墓石(竿石)はまだ大丈夫そうだった。 昨年の地震で竿石が少しずれたのを機に墓を立て直す事を考え始めました。兄は事務所終いその他であまり乗り気ではない。退職した僕が母の残した少しばかりの遺産を使っ…

ローカル/女流/Lという辺境?性

昨日は朝一で暖房の取り換えの作業が入り、担当者に挨拶をしたあと兄の事務所で墓地使用許可証を受け取り、石材店の担当者と霊園管理事務所で墓地の工事の許可を取って、帰宅。 タイトルは来週の研究会で取り上げるセアラ・オーン・ジュエット(1849~1909)…

少し忙しい?

退職して週1回の非常勤で忙しいはずもない。 けれどセントラル・ヒーティングのメインの機械(温水暖房熱源機というらしい)の入れ替え、墓の改築、原稿の締め切り2本などで少し忙しい思いをしています。 前の墓の解体が済んだところで石材屋さんから前に預…

この1週間

土曜日は家内の従弟の一周忌。西野のお寺が菩提寺なので行くのは便利です。 でもその後の納骨が里塚なので、マイクロ・バスで40分ほど。雨の中での納骨でした。 日曜日は午前中1時間ほどテニス。実は月・火・水も同様。 月曜は築70年のお墓の解体が火曜に始…

Who Doesn't Like That?

翻訳のミステリーを読み終わると、その作家の翻訳がまだできていない原書をペーパーで読む日々が続いています。 前にもふれましたけど、マイケル・コナリーのボッシュ・シリーズ。イギリスのミック・ヘロンの窓際スパイもの、やはりイギリス(北アイルランド…

想像力の欠如

「まずまず」発言について再び。この問題を「建前と本音」という枠組みで語ると政治家はマイクの前では「建前」(≒理想)を語るべきで、本音はもっとうちわの場にとっておくべきだとなってしまう。これは本音が本当の気持ちでこれを隠しておくという事にも別…

穏やかに

台風19号の被害状況がニュースに出て40名近い死者とそれに行方不明が10数名。時間やメディアによって数字が違うが、かなりの被害だった。ある有名政治家が「まずまずに収まった」と発言したらしい。確かにそれなりに事前に警報があってそれによって被害が抑…

回復期

痛風はほぼ回復。風邪は咳が少し残り、声はまだささやき声しか出ないが回復しつつ。結膜炎も最初の左目が8割、後からかかった右目が6割回復。 ちょうど1週間たつけれど、複合的な症状と加齢のせいで回復に時間がかかる。 実はのどの症状に喘息も関係している…

祟り目

結局、目の病気は結膜炎でした。それも流行性角結膜炎というもので、眼科の事務員に伝染病患者の様に扱われました。 実は痛風と並行して、風邪になり最後に結膜炎に。そう言えば、若い頃、40年前にコンタクト・レンズに挑戦して結膜炎になった事があります。…

弱り目

痛風で動けないので、寝ながら本を読む時間が長い。 それで文庫本のホコリ(カビ?)で、目に異常が。脂のようなものが出てまつ毛がカピカピになりました。 これから近所の眼科に行ってきます。 実は、12年間に新築をした時に、古い家から本を大量移動したけ…

真面目に

体調不良で学会をさぼってしまったので、その代償として真面目に原稿を書いています。 F協会の機関誌の巻頭エッセイですが、8000字以内で7700字まで行って、これから少し足して整理しようと思っています。 その間にも原稿の連絡をくれたSさんが編集をしたFと…

学会欠席とは?

明日から仙台でアメリカ文学会の全国大会があります。 で今日は代議員会があるので行く予定でしたが、また昨日からあの痛風が出てきて、やむを得ず欠席。 本部事務局、支部の代議員、支部の事務局長に緊急の欠席メールを書きました。 そうだ、生協にキャンセ…

来年に向けて

昨日は「しま田」で刺身と天ぷらを食べて、行きつけのスナックでカラオケ。 12時過ぎまで飲んで歌ったので喉が痛く二日酔い。そうだ、3年ぶりに煙草を数本吸いました。3年ぶりというのは、亡くなったA君が病気になって以来たばこをやめて、僕も一緒に飲むと…

告別式

28日(土)午前11時観音寺の麻生斎場でA君の告別式にかみさんと列席。 最初告別式のお経があって、喪主の挨拶があり、その後続いて35日・49日の法要があった。12日に東京で亡くなり、15日に荼毘に付されて、今回告別式と繰り上げ法要がまとめて実施される、…

えぐい授業?

連休最後のお彼岸の墓参り予定日は雨で中止。 水曜日には午後ゆっくりと墓参りをして、夕食は中島公園前のマイステイ・ホテルでうなぎ。少したれが甘すぎたかな。 木曜日は8か月ぶりの授業でした。2学期に週1回の「現代文化論」で、実質アメリカ文化です。昨…

夏休み終了

タイトルからは、ずいぶんと長い夏休みだったと言われそうですが。 去年までの職場で、教職員テニス同好会が40年近く(以上)にわたって、小樽商大の教職員のテニス同好会と年1回の対戦を続けていました。会場は1年ごとに交替。今回は北海学園の当番で大学裏…

外人が多い

昨日はテニスの練習予定日だったけれど雨で中止。 それで今日出かけて行きましたが、火曜の9名参加に対して2名。 ストロークやサーブの練習をした後、シングルスをやりました。で、4‐1で80才になったY先生に負けました。この先生は走る。けっこうペアを組ん…

マイ(アワー)・ブーム

少し前から大相撲を見ています。 貴景勝が大関になったあたりからでしょうか。 大関になって、けがをしてきちんと直さないで出場して駄目だったというのは、稀勢の里のケースを思い出してしまいます。ま、大関と横綱では期待度が違いますが。特に稀勢の里の…

遠征

いつもテニスの話で恐縮なのですが、週末に北海学園大学×小樽商科大学の教職員テニス同好会の歴史ある試合が開催されるので、久しぶりに大学のコートに練習に行きました。半年ないし1年ぶりに会う元同僚。若い会員も少しは入ってきますが、OBや家族会員が出…

野球観戦

親しい友達がなくなっても日常は続いていく。 気持ちは喪に服していても家族との約束は果たさない訳にはいかない。 2年に1回くらい回っくる札幌ドームでの日ハム戦の切符。今回は2年前よりはグランドに近い席でした。 相変わらず地下鉄福住駅からドームまで…