2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ワクチン、闘い?

昨年の7月に4回目のワクチンをうって、11月の末に5回目の案内が来ました。それでいつもの内科に予約をすると、1か月先まで埋まっていました。で、12月の20日過ぎに予約。それが12月中旬のススキノで隣にチェーン・スモーカーの老人がいて、喉の故障に。 もと…

『追いつめられて』再発見

1987年の映画です。『アンタッチャブル』と同年。ケビン・コスナー、32才。 9年前のブログ(https://seiji-honjo.hatenadiary.org/entry/20140213/1392240787)でも、オリジナルの『大時計』(1948)と一緒に書いていました。一種のフィルム・ノワールである…

『雨の訪問者』とアリス的なるもの

アマゾンで『雨の訪問者』(1970)を50年?ぶりに再見。 50年前は『太陽がいっぱい』(1960)のルネ・クレマン監督作品という事と、『さらば友よ』(1968)でアラン・ドロンと格好いいタッグ・マッチを演じたブロンソン映画という事で観た記憶があります。確…

すすきの愚行録?

ほぼ1か月ぶりのすすきのです。大学の教科書出版社の社長50才が来札。年末に在札の叔父さんが亡くなったので。街まで行くのにバス停で待っていました。フードを付けていなかったので、行くのを辞めようと思ったくらい寒い。マイナス10度くらい。でも50年前…

俳優の過失致死

アメリカのニュー・メキシコ州でA・B(名前と苗字の頭文字)という俳優が先日の過失致死で検事局に訴えられた。事件は2021年撮影中にBが小道具の銃で、撮影監督を死なせてしまった事。小道具係と言うか武器担当者が間違って実弾を用意してしまったようです。…

ヘンリー王子と漱石

ヘンリー王子の問題になっている本Spareというタイトルを知って、漱石が養子に出された後、実家に戻された経緯を思い出しました。五男の夏目金之助は養家のトラブルで実家に戻されますが、あまり実の親から愛情を持って扱われなかったと漱石の著作(『硝子戸…

ファスト教養という矛盾

ある日の朝刊の頁の下に掲載されている出版物の広告欄に『ファスト教養』というタイトルを見て、一瞬たじろいだ。こんな本も出てきたのか。けなすブログはできるだけさけようという方針(みたいなもの)できた(つもりです)。つまり褒められないものは無視…

ジミ・ヘン、P・メセニー、L・モーガン

正月は『ジミ・ヘンドリックス伝説』(文藝別冊)、『パット・メセニーを聴け!』を読んでいました。音楽を聞くんですけれど、関連文献を読むのも好きです。 『文藝別冊』のはじまりは『セロニアス・モンク』。創生スクエアの図書館の書棚に『セロニアス・モ…

家の解体を観察

隣の向かいの家が昨日から解体作業に入った。 白い三角屋根の大きな家。お爺さんとその娘らしき中年の女性の二人暮らし。いつも赤い車で娘さんが父親らしき人をどこかに乗せて行く。そのような日常の風景が見られなくなり、家の周りを調べる業者らしき人が入…

快適、創生スクエア図書館

4年前にできた創生スクエア。行きつけ?の歯医者さんの近くなので時間調整に寄ってみたのは2年前か。天井が高くて開放感がある。2階の図書館も広くはないけれど、老若男女が思い思いに読書をしている風景が気持ちいいです。老若男女と言ったけれど、平日な…

渡辺京二、ジェフ・ベック 自由に生きた

奇をてらっているのではなく、昨日NHKのオンデマンドで見た渡辺京二の最晩年のインタビューと朝刊の追悼記事(田中優子による)が偶然だった。 それと今日は2ヵ月ぶりの病院の待合室でアイフォンのニュースにジェフ・ベック78才の訃報が掲示された。何とかこ…

久しぶりの大雪

いつも正月はけっこう降るんですが、今年は元旦から昨日までほとんどなし。 元旦か2日に仏壇のある手稲の兄宅に行くときも雪が多かった。ある年に友だちのタクシー運転手に頼んで行ってもらったけれど、雪と地理不案内で往生した事があった。ススキノでバー…

美は乱調にあり、諧調にもあり

前項の『マイ・ビューティフル・ガーデン』の園芸家の言葉「混乱に美を見出す事」について追加したいような気がして考えていたんですが、アルフィーがどの場面でそのような言葉をベラに言ったのか確認できない。配信映像(レンタル料400円)を再見しても見当…

『マイ・ビューティフル・ガーデン』、混沌と美と秩序

とび 2016年のイギリス映画。原題はThis Beautiful Fantasticです。「この美しくも、風変わりな」という意味でしょうか。 主人公ベラ・ブラウンを演じるジェシカ・ブラウン・フィンドレイがいい。イザベル・アジャーニに似て、彼女ほど癖がない。つば広帽子…

『コーダ』、聴覚障害の家族を持つ少女

2021年のアメリカ映画。今年日本で上映され評判になったようです。 アマゾンで見ましたが、その前にタイトルだけ見ていた『エール』という2014年のフランス映画のリメーク。 「コーダ」というのは普通は楽曲の最終章という意味ですが、ここでは視聴覚障碍者…

ゴスペル雑感

正月早々、どうしてゴスペルかというと。 関西のゴスペルを歌うグループが読者になったと言う通知があったからです。数少ない貴重な読者。 それでその人たちはよく知っているでしょうが、僕が「アメリカ文化論」でロックやジャズ、ブルースについて語ってい…

「すべて世は事もなし」とは言えない

前項で能天気な老人の大晦日の言動を記しましたが、元旦も僕的には「すべて世は事もなし」に近い。 あちこち故障はあるけれど、家人と年越しそばを食べる事ができる。 平穏な元旦に賀状を読んで、友人知人の近況を知る。何人かは今年いっぱいで年賀状はやめ…