2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』= My Salinger Year

2020年の映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』を見ました。1995年20代の作家志望のジョアンナが出版エージェントの会社に入り、サリンジャーと交流を持つ話です。 主演の女優はマーガレット・クアリー。知らなかったけれど、1989年当時26才だったスティー…

『ライ麦畑で出会ったら』とジャズ・ピアニスト

2015年の映画『ライ麦畑で出会ったら』を見ました。1969年に16才の『ライ麦畑でつかまえて』を劇化しようとしてサリンジャーに会う話です。原題はComing through the Rye、日本でも「夕空晴れて、秋風吹き」というメロディまで浮かぶ「故郷の空」です。「誰…

また空いてしまった

11日から13日も空いてしまいました。原稿は書いても書き終えなかったのもあり。 かみさんの?回目の誕生日があり、小樽商大グリー・クラブOBの100年記念コンサートに行ったり、テニスの納会があったり。 今は来年10月の全国大会懇親会の会場探しです。1年も…

『リチャード・ジュエル』、聖なる凡人

2019年のクリント・イーストウッド監督作品。 そんなに好きでもない監督の作品ですが、外れもあるが当たりの確率は高い。『クライ・マッチョ』(2021)と『15時17分、パリ行き』(2017年)はいまいち。『運び屋』(2018年)は結構よかった。そして『リチャー…

『ロリータ』、反復する物語

『アリスが語らないことは』(創元推理文庫、2022年)について。作者はピーター・スワンソン、1968年生まれ。2015年のThe Kind Worth Killing(「殺されてもいい人」くらいかな)が、『そしてミランダを殺す』)というタイトルで評判を呼んだ(らしい)。冒…

遅めの追悼、ファラオ・サンダース

9月に82才で亡くなったファラオ・サンダースについて。 10年前の2012年までほとんど聞かなかったミュージシャンです。spiritual jazzについて考えていた時に、もちろん以前から知っていて遠ざけて?いたファラオ・サンダースのBlack Unityを聞いてはまって…

「デジレの赤ちゃん」について

昨日は午後のテニスと、その後の紅葉見物。また知事公館に行ってきました。4時半ころで人出がなく静か。初めて公館の建物内部の見物もしました。その後は久しぶりに「ラ・メーラ」に行きましたが、貸し切りだとか。でも店主のMさんが元気そうでよかった。西…

北大イチョウ並木

これは毎年書いているタイトルかな。 昨日行ってきました。すると土日(10月29・30日)が3年ぶりの「イチョウ祭り」だったようです。でも昨年のけっこう人出があった。老若男女が並木に続く黄葉を愛でていた。ウクライナの戦争も、韓国の圧死のような悲劇も…