2024-01-01から1年間の記事一覧

サクラと花粉症

今日の午前中はテニス。 午後は近所の桜見物です。 発寒河川公園から西野緑地の方まで、3キロ強。 いろんな種類の桜が並木になっていてとてもきれいです。 20度こえで暖かい。桜が満開の時期はまだ肌寒い事も多いですが。 川沿いの道なので直線ではないから…

Take Five ってユダヤ的?

Take Fiveってジャズのオリジナルでは最も有名な曲?アリナミンのCMのせいか。 高校の時に音楽の授業の前か後かある男子生徒が教室のグランド・ピアノでこの曲を弾いていて「恰好いいなぁ」と思った記憶があります。 標題について。ヨーロッパ的でもアフリカ…

「最後の授業」の評価の変遷

たぶん中学の時だろうか。それとも小学校高学年か、国語で「最後の授業」という話を習った記憶があります。 フランスのドイツ国境に近いアルザスという地方の学校で、「最後の授業」が行われる。翌日からドイツ領になり、ドイツ語が学校で学習するようになる…

女性作家は面白い

「女性作家は面白い、けどコワイ」というタイトルを考えたけど、何となく「コワイ」のでやめました。 さて何人か女流作家の作品を読んでいます。だいたい前に買って読んでいた作品ですが。 ・平 安寿子(たいら あすこ) 『グッドラックららばい』(講談社、…

花粉症、コート・オープン、締め切り、難聴?

去年は出なかった花粉症。少し出ました。近所の眼科へ。 木曜にネットを張りました。うちのガレージにネットその他を預かっています。 昨日は土曜日の仲間が登場。挨拶をして1ゲームだけやりました。ここのメンバーは上手いので、それに合わせると後でハム…

「与話情浮名横櫛」と「玄冶店」、どう読む

読みかたは「よわなさけうきなのよこぐし」と「げんやだな」。 歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛」4幕目の妾宅の名前「玄冶店」。江戸時代の医者岡本玄冶の屋敷跡のようです。 これは春日八郎の「お富さん」でも歌われている。僕は中学時代1965年頃、大晦日にテレ…

つながり

旅先で読んだ『夢果つる街』の訳者北村太郎。 北村は『荒れ地の恋』の主人公。友人の田村隆一の妻和子と恋愛関係に。 この和子は有名な彫刻家、高田博厚の娘。 この高田は獅子文六の友人。 何となく再読している『獅子文六の二つの昭和』に出てくる福澤諭吉…

旅先で『夢果つる街』

旅行中は気軽に読める文庫本を2冊携行。 1冊はトニー・ケンリックの『スカイジャック』。機内で読むには差支えのあるタイトルを隠して?読みました。 2冊目は謎の?作家トレヴェニアンの『夢果つる街』。 実は2冊とも小林信彦のお薦め本。 1冊目のコミカ…

終わりよければすべてよし

小旅行の最終日、何とか予定をこなした。 と言っても、品川のホテルをチェックアウトしてから浅草並木藪に行き、2時の羽田発の便に間に合うようにするという、なんともスケールの小さい予定です。 でもそれが達成できたので、大げさなタイトルになりました。…

失敗だらけ?

失敗が多いのは、どうも老化のせいだろうか。 1日目はまぁまぁ。一応目的もあったし。 で2日目の午前の部もOK。 ところが午後の部は散々だった。 まず午前の部。茅ケ崎から大船まで行き、駅構内のロッカーにバッグを入れて、北鎌倉へ。目的は円覚寺にある…

宴会@厚田村

4時前にホテルに着いたのですが、雨で「茅ケ崎館」の見学は中止。 ホテルでブログを書いたり、駅のデパートをぶらついたり。 5時半宴会開始。7名。写真のようなきれいで美味しい突き出しから。 右下は茅ケ崎で有名なしらす。左の中トロも美味しかった。 …

5年ぶりの飛行機

少し不安?でしたけれど乗れました。 5年ぶり。2019年に佐賀に行って以来です。その後コロナあり、体調も少し良くなくて。 もともと少し閉所恐怖症気味で、狭いところは嫌。小さい時は縁の下にも入ったんですが。 特に4人乗り、2ドアの後部席。何かあった…

4月1日異変?

昨日は年度替わりと言うか、年度初めと言うか。 でもまだ雪が残っている。昨年が雪解けがはやかったせいか、今年は多いなと感じます。玄関先は消えて、マンサクの冬囲い(雪囲い)の縄は外したけれど。 夕方、コーヒーを沸かして夕刊を待っていたけれど、来…

『スリー・ビルボード』も面白い・・・

『スリー・ビルボード』は2017年作。監督はマーティン・マクドナー。アイルランド系イギリス人。アイルランドを舞台とする、ブラック・ユーモアを特徴とする作風。 主演はまたもフランシス・マクド―マンド。と言うか彼女の主演で面白い映画を見直しているか…

『ノマドランド』再見、おすすめ

2021年の映画。フランシス・マクドーマンド主演のジミ~な映画です。でもじっくり見ると面白い。彼女については何回か書いています。 原作は『ノマド:漂流する高齢労働者たち』(Nomadland: Surviving America in twenty-First Century)で、これを読んだマ…

『ティル』についての偶然

ちょっと分かりづらいタイトルをつけた理由はあります。 『アメリカン・フィクション』を見てブログに書いた翌日に『ティル』を見ました。 アマゾンでは何か映画を見た後、その映画を見た人が興味を持ちそうな映画を推薦してきます。役に立つようなうっとう…

『アメリカン・フィクション』とメタ的視点

アマゾンで見ました。黒人作家が主人公の話です。主演が『バスキア』(1996)でバスキアを演じたジェフリー・ライト。2006年の『カジノ・ロワイヤル』からフェリックス・ライターを演じています。僕の記憶で、白人が演じていたCIAの捜査官で、ジェームズ・ボ…

パレスチナは難しい

新聞の土曜の書評欄で『エドワード・サイード ある批評家の残響』が紹介されていた。執筆者は中井亜佐子さんという一橋大の英文学者。僕も英米文学研究の端くれ?ですが、名前は知っていました。 その書評に「パレスチナに生まれアメリカに亡命し、『オリエ…

歯科医、床屋、wifi、書評

火曜日は歯のかぶせ物?が取れたので治療に駅前のいつもの歯医者さんに行きました。 2008年から通っている3つ年下の優秀で人柄のいい歯科医です。ロックに詳しくて、Allman Brothers BandのCDをもらった事も。 で予約の間に割り込ませてもらい、治療。忙しい…

憲法とボブ・ディラン

同性婚について、札幌高裁で「違憲判決」。 これはよかったけれど、憲法第24条1項の「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として」について、「判決は、1項の『両性』という文言だけでなく、目的も踏まえて解釈すべき…

『ウサギ』と『逃走論』

アップダイクの発表から「改訂」の話がらみで、レイモンド・カーヴァ―再読に少し行きました。でもその前に『走れ、ウサギ』に関係して、研究会から懇親会に向かう途中でO先生が『逃走論』(1983年)も関係しますよねと話していました事もあって。 その前にブ…

『ノー・カントリー』再見

『ノー・カントリー』を99円という値段にひかれてアマゾンで再見。感想を書こうとして前にも書いたことを思い出しました。 少しずるっこというかさぼりですが、今はきちんと論じる余裕がないのと、14年前の内容も悪くはない?ので、2009年3月1日の旧「越境と…

誕生日の研究会とサプライズ

昨日は藤女子大で研究会。僕は6回目の年男で、昨日が誕生日でした。でも発表者の都合で、研究会が。まぁ、72にもなって誕生日もないでしょうけれど。 僕が1月から司会の準備をしてきたジョン・アップダイクの発表です。 発表者は京大の大学院を出て、北…

「森のくまさん」日米異聞

かみさんが子守歌?に「森のくまさん」を歌ってくれた。 初めて聞きましたが日本の童謡かと思いきや、実はアメリカの民謡だったらしい。 日本版は森に迷い込んだ少女にくまさんは「お逃げなさい」という。 まず「お逃げなさい」という言葉自体がへん。 しか…

図書館、いろいろ

最近は創生スクエアの市民交流プラザにある図書・情報館を利用していますが、ときどき地元の西野地区センターの図書室も。そこで近所の85才のテニス仲間もよく新聞を読んでいます。 そしてコロナ以来いっていなかった北大図書館にも4年ぶりに行ってきました…

エミネムとアップダイク

2002年のエミネム主演の『8マイル』。デトロイトにある富裕と貧困とを分ける8マイル。映画はまぁまぁだったけれど、音楽はよかった。15曲のうち、1曲目Lose Yourself、3曲目8 Mile, 8曲目8 Miles and Runnin’, 11曲目Wanksta, 14曲目That’s My N**** for …

『三文オペラ』とジャズ

ドイツのジャズ・ピアニスト、ヨアヒム・キューンのピアノ・トリオ、『三文オペラ』(1996年)。ベースはフランスのジャン=フランソワ・ジェニ=クラーク、ドラムもフランス、ダニエル・ユメール。 『三文オペラ』は1928年、ドイツの劇作家ブレヒト作。音楽…

久しぶりの予約

なんと2019年以来のホテルと飛行機の予約。 以前は大学の生協でしていました。知り合いになった担当者で、時にはお土産も持っていったりした。 でも今はネットで。ホテルは一休。航空機はさくらトラベル。セットでするといいと言われたけれど、それだと好き…

リメークの進化

だいぶ前に『エール』(2,014年、仏)のリメーク『コーダ あいのうた』(2021年、米)を見て、両方おもしろかった。と言うのはヨーロッパ映画のハリウッドでのリメークは分かりやすく面白いけれど、それだけ浅くなる傾向もあった。それが進化したような気が…

打ち合わせ、梯子酒

16日(金)は4月3日の茅ケ崎行きの打ち合わせ、第2回。 午後5時半「ふらの」に集合。11月と同じメンバーです。打ち合わせは10分くらいで終わり、後は昔話、今の話。 幹事のT君がメンタルに不調の事があったと言うのは初耳でした。そういうタイプ(どういう…