2022-01-01から1年間の記事一覧

『ゴースト・ライター』のThe Ghostの意味

ロバート・ハリス(1957年生まれ)というイギリスの作家のThe Ghost(2007)の翻訳『ゴースト・ライター』(2009、2011)を再読しました。面白い。 ロマン・ポランスキーが映画化(2011)に合わせて再版したようで、映画もその翻訳を読んだ後に、WOWOWで見ま…

少し仕事とエクセル

所属している学会が来年全国大会を担当するので、その準備を少しづつ。 昨日は支部長が会場候補の担当者と視察。その報告を受けました。それと前後して、執行部(支部長、事務局長、幹事二名)のうち、唯ひとり退職者で時間があるので、会場の幹事が作った資…

「オメラスから歩み去る人々」と修正第2項

アマゾンで映画を見ていて、アーシュラ・ル・グィンの「オメラスから歩み去る人々」が引用されたのでびっくりしました。映画は『デルタ・フォース』(2020)。デルタ・フォースの少佐が息子を大学の寮に迎えに行くと、最高裁判事の娘を誘拐しようとするテロ…

雨の日の作業

苗を買う時にできた作物をどのように食べるのかをあまり考えていませんでした。 苗の状態のいい野菜を買ったような。それででき過ぎてちょっと困る事態も。 ミニトマトは出来がいいのと、採らないでおくと実がはじけたりします。それでテニス仲間にプレゼン…

テニス仲間の記念写真

テニス仲間のドイツ人の友人が来札。奥さんが日本人で西野に実家があるらしい。3年前にも来ていたが、コロナもあって久しぶりのようです。しかも今回は2週間の滞在中10回近くもうちと山の手のコートで楽しみました。 78才というけれど若い。やはりドイツで…

夏の終わりとChick Corea

17日(水)は大通りのビアガーデンの最終日に行ってきました。5時半ころ、けっこうの人の入りでした。みんな夏の終わりを惜しみつつ楽しんでいるようでよかった。 さて久しぶりに音楽について。チック・コリアは好きなアルバムを年代順にあげると。 ・1968年…

シカゴPDとトマト

奇をてらったタイトルにしました。この1週間くらいアマゾンで『シカゴPD』というシカゴの特捜隊が主人公のテレビ・シリーズを見ていました。その間ほとんど本は読んでいないかも。1つのシリーズにエピソードが20くらいあって、6シリーズまで見ました。シリー…

ワクチン、ビアガーデン、墓参り

・7月29日 2月の3回目から5か月たった次の日に4回目のワクチンを打ってきました。その日はテニスなし。 夕方、かみさんの買い物に付き合い、何年かぶりの大通りのビアガーデンに行ってきました。けっこう混んでいました。でも生ビールはバイトの若者がサ…

ブランク、理由なし

18日以来かいていない。特記する事もないのかな。でも今までもそうだったし。 本はサリンジャー論と小説をよんでいました。その後はマイクル・コナリーの「リンカーン弁護士」の新訳がアマゾンで宣伝されていて注文。届く前に復習?の意味で前作を読んでいま…

サリンジャー、映画と作家になること

『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』(Rebel in the Rye、2017)をアマゾンで見て、またサリンジャーの作品よりも作家としての人生に関心を持つ。いつもの「~メタ」好み。 J・D・サリンジャー(1919‐2010)を演じたのは、イギリスの若手俳優ニ…

オフ・コースかオブ・コースか

テニス仲間からオフ・コースっていうグループがいたけれどOf Courseだったかな?聞かれました。 これは日本人が勘違いしやすい発音の問題です。Of courseはほぼみんな「オブ・コース」で「もちろん」という意味だと知っている。でグループ名の方はOff Course…

高校時代の友だち

高校時代の数少ない友だちのY本君と昨日飲みました。2020年11月に同じ高校同期のジャズ・ギタリストS嶋君のお店で会って以来か。その時はY本君のギターの先生とS嶋君のデュエット・ライブを見に行った。 昨日の話では、M下先生のお弟子仲間に北海学園のH田先…

スマホ紛失と平和ボケ

昨日の午後は山の手コートのそばの河原で急遽焼肉をする事になった。 河原で飲食・飲酒をするのは10年ぶり以上だろうか。前はうちのコートでもやっていました。飲んで食べてから、またテニスを再開すると言う荒業も。でもいまはみんな老化?して。 で12時か…

『ゴッドファーザー』と時間

アマゾンの会員特典無料配信で、『ゴッドファーザー』のⅠ、Ⅱ、Ⅲを再観。再読をもじって自分で造語しました。僕はずっと優れたパートⅡはまれだけれど、『ゴッドファーザー』はそれに該当する。またはパートⅠ以上だと思っていました。でも再見してパートⅠの方…

最後の名刺

4年ぶりに名刺を作りました。4年前の退職時には何も肩書のない、住所と電話番号、携帯番号、メールアドレスのみの名刺を100枚作りましたが、大半のこって?いる。今回来年の全国大会開催準備のために、例えば開催校の学長と挨拶するとか。やはり肩書なしで…

テニス・ギアと学会

ラケットにこだわるほどうまくない。10年前に買った2本のWilsonのラケット。ガットが切れた時の予備の1本だが、プレイ中に切れた事がない、残念?ながら。テニス仲間で自分でガットを張る人がいます。あのガットを張る機械を持っている。ごく少額の手数料で…

久しぶりのウィンブルドン

もちろん久しぶりにウィンブルドンを見に行ったというのではなく、テレビでウィンブルドンを見るのも久しぶりという意味です。と言うか、実はまだテレビはないので、デスクトップでNHKプラスを見ています。 最初に見たのが、イギリスの女子ラドウカス。ラテ…

Zoom成功、でも二日酔い

金曜はけっこう暴風雨でした。ミニトマトの支柱が倒れたり。 今年は枝豆の発芽が遅い。6月の気温が上がらず、時に暖房を入れるような気候なので、たぶん地温も低くマルチ(土を温めるビニール)をした方がいいのかも。 昨日は1年ぶりの研究談話会と2年ぶりの…

「恋の面影」のカップル

Youtubeでバカラックの「恋の面影」Look of Love(https://www.youtube.com/watch?v=ck57LnYScNQ)を前から時々見ています。3分くらいの音楽をバックに写る映画関係の56組?のカップルの仲睦まじい映像の誰と誰かを突き止めようと、暇な事をしました。48組は…

『見知らぬ乗客』、欲望の浸透/転移/模倣

『見知らぬ乗客』のパトリシア・ハイスミスの原作(1950)とヒッチコックの映画(1951)の両方を再読/再見しました。僕的には 原作の勝ちです。 前項の『ロープ』でもそうですが、僕はヒッチコック作品の作為性に対して批判的です。そしてパトリシア・ハイ…

また失敗?!

昨日の第2回委員会でも、5月に引き続いて失敗しました。今度は画像だけでなく、声も出なかった。 自分の意見は予めメールで送っていたので大勢に影響はなかったけれど、恥ずかしい・・・ でもZoomの画面上のマイクの説明は変です。他の人は現役で普段使っ…

舞台劇としての『ロープ』

『拳銃魔』(1950)を先に見ていて、主演のジョン・ドールが出ているヒッチコックの『ロープ』(1948)は未見だった。 『拳銃魔』のほうは「B級ノワールと一流脚本家」というタイトルで2020年5月6日のブログでふれていました。監督はジョセフ・H・ルイスと言…

栴檀は・・・

「早のみこみをしないとますます向上致します」(小学校2年担任)、「少し早呑み込みのところも見受けられ、些細な点を見落としたり、間違ったりすることがあります」(小学校3年担任)と、通知票にかいてありました。変わらないんだなぁ。タイトルの意味は…

6月9日(ロックの日)なんですって

今学会の仕事で少しだけ忙しい。支部は年度をまたいでの総会、その前に2019年からコロナで延期していた研究会(うちでは研究談話会といいます)、その前に役員会を2週間後の土曜日に開催。支部長のつとめる市立大学のサテライト・キャンパス。駅前のアスティ…

飛ぶことと自由

今度は女性黒人文学。昨年末支部大会の講演の司会をした時に、『地下鉄道』を読んで、アマゾンで映画も見ました。その時に同様の奴隷文学であるシャーリー・アン・ウィリズムの『デッサ・ローズ』(1986)も読んで、その後、ノーベル賞作家トニ・モリソンも…

手紙と電話の物語

また『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』です。自分でもけっこうしつこいと思いますが。よく読むとお祖父さんとお祖母さんの時代は手紙でした。お祖父さんはドレスデンの爆撃で恋人と彼女のお腹にいた子をなくしてNYに逃れてきます。そこで恋人の…

シシトウ、唐辛子

苗を買って植えたのですが、シシトウだったか唐辛子だったか、はたまたピーマンだったか、名札を付けないで植えたので区別がつかない。 ま、大きくなればピーマンは分かるでしょう。シシトウも唐辛子のようにスリムではなく、ピーマン的な形状か、小さいけれ…

プーチンと国家資本主義

奥さんがウクライナ情勢にずいぶんと関心を持っていて、関連するNHKスペシャルを熱心に見ています。 現在のウクライナ侵攻につながる、2014年のクリミア併合、さらに遡って2008年のグルジアとの紛争など、その時点で世界がもう少しロシアに注意していればよ…

すし、そば、カラオケ

昨日は東京の出版社の社長(飲み仲間)が来札したので、5か月ぶりにすすきのへ。 Gちゃん(と20才年下の社長をかげ?では読んでいます)は、西野に住むおじさんの見舞いもかねて、仕事も。仕事は来年の英語教科書を大学に宣伝する事です。 夕方、一般の人の…

追悼、ライル・メイズ

パット・メセニー・グループのキーボードのライル・メイズは2年前に66才で亡くなっていた。1980年代はパットをよく聞きました。デビュー作の『パット・メセニー・グループ』(1978)は最初『想い出のサン・ロレンツォ』という少し恥ずかしいタイトルでした。…