痛みが何日もないので油断?していたら、昨日ちょっと。
完全に治った訳ではないと、残念だけど納得しました。でもどういう時に出て来るのか相手の顔?が分からない。でも付き合い方はだいぶ分かりました。痛みがなくても油断をしないで処方の薬をきちんと飲む。ちょっと症状が出ても冷静に対処する、など。ちょっとオーバーかな。
さてオースターが終わって、ハイスミスも少し食傷(ごめん)気味。前にアマゾンで注文していた文庫が届いてもあまり読む気にならない。もちょっと後でねと言って本棚にしまいました。
で漱石に取り組みつつありますが、小森陽一と石原千秋が現在の漱石批評を仕切っているようです。写真の本も、代表的な二人の深い対談。でも読むと勉強になるけれど少し疲れる。『こころ』どう読むかという本も石原千秋が責任編集で、対談が丸谷才一×山崎正和、水村美苗×小森陽一。エッセイが東浩紀、大澤真幸など読みごたえがあります。
小津安二郎の映画と人生についての本も結構ありますけど、漱石本にはかなわない。それと小津本ほど気楽に読めない。言葉や読みの方法や、日本の近代など関心があるけれど、けっこう深くて、寝転んで読むには難しい本が多いです。
また、例によって会った事があるという話。大澤さんは名古屋のセミナーの懇親会で横にいましたが、話しかける勇気?がなかった。そう言えば、中東関係の酒井啓子さんもいました。1953年生まれの小森さんがいた北大文学部の国文の研究室は英文の向かいなので廊下ですれ違った事があるかも知れない。国文には教養の同級生の野村君、後から小津本で知る中澤さんもいた。亀井(秀雄)先生も卒論提出日には向かいから英文研究室を訪問して飲んで行った事もありました。