勤労奉仕?!

 家の小さな菜園の手入れでは気がすまず?すぐそばの公園の入り口の草むしり。その先のテニス・コートそばの階段の雑草排除。今日はさらにその先の山の手橋の手前の階段を掃除してきました。公園お掃除隊を自認しています。隊員は約1名。かないはお掃除おじさんと呼ぶ。赤塚不二夫か。あっちはレレレのオジサンでしたっけ。

 公園のお掃除まで手を伸ばせるようになったのは明らかに体調が戻った結果なのでうれしい。これでお酒が減らせれば。実は夕食後と寝てからトイレに起きた時にお菓子やせんべいに手を伸ばすので、66.5キロまで増えました。最近大学時代の64キロに戻ったのに。明後日は授業もあるし、その後に大学時代の女子(69才?)のご主人の書道の展覧会が近代美術館であるので見学に行く予定。65キロまで戻せればいいか。

 村上春樹訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』をアマゾン注文して、書棚にある事が判明。キャンセルはできなかったので、学生にあげようと。村上春樹の解説を読もうと思ったのですが、サリンジャーの希望と契約にもそれができないと書かれていたそうで、『文學界』に掲載したようです。『グレート・ギャッツビー』には詳細な、『ロング・グッドバイ』では『ロング・グッドバイ』と『グレート・ギャッツビー』の相似について主張する作品論ともいえそうな解説があります。翻訳をした時にその理由や作品と翻訳の苦労などについて書く事が多い。

 で手元にある『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(文春新書)では、柴田元幸を相手に『キャッチャー』翻訳の苦労話を語っています。もちろん解説も掲載。しかしそこで見つけたのは昨日ぼくが無理やり主張した「反教養小説」説を支持するような意見。「村上:アメリカには成長小説というのはないですね。柴田:反成長小説ばかり」。

 やっぱりそうだったんだ。これからブランチなので、この部分はまたちゃんと読んで報告しようと思います。