夏休み終了

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 タイトルからは、ずいぶんと長い夏休みだったと言われそうですが。

 去年までの職場で、教職員テニス同好会が40年近く(以上)にわたって、小樽商大の教職員のテニス同好会と年1回の対戦を続けていました。会場は1年ごとに交替。今回は北海学園の当番で大学裏のコートで12時過ぎから熱戦を繰り広げました。

 昔は9ペアの時もあり、そして7ペアになり、今回は5ペアで。いずれも5ペアか4ペアか3ペアが勝った方が優勝杯を持ち帰ります。

 ペア数が少なくなったのは、大学の置かれた状況を直接リンクしていて、大学の雑務が増えたことによります。文科省が大学に、教員の研究業績や、授業回数等の目に見える大学の努力を要求(強要?)してきたせいで、大学(教員も職員も)は補助金獲得のためにゆっくりと研究して成果を出すよりも、すぐに数字にまたは活字に見える成果を出すべく、忙しくしていなければならなくなりました。もちろん、18歳人口の減少のために、学生(受験生)確保のための入試の多様化もとっても教職員の時間を奪ってきたんですね。

 思わず、テニスの試合のペア数から文科省批判になってしまいました。文化や芸術や学問って、社会の余裕がなければ成立しないので、今の様にギスギスした成果主義の時代ではなかなか余裕を持って研究に向かえないのですね。

 さて、僕は5ペア・マッチの中で一番下の第5ペアで出場。楽勝と思っていたら、相手ペアはかなりの初心者とかなりの上級者のペアでした。この場合は、中級レベルの僕らのペアは、戦略的に下手な人(失礼)にボールを集めなければならないのですが、僕のパートナーは何故かうまい人に返球して自滅してしまいました。フェアではあるけれど、これでは勝てない。でも全体として3ペア勝ったので、優勝杯は奪還しました。

 懇親会は欠席という事で、終了後帰宅してシャワーを浴びて、札幌ドームでラグビーをみてきたかみさんと、近代美術館北側の軍鶏とそばのお店で合流。残念ながら、ここは期待したのですがいまいち。お店の名前はKいち。語呂合わせをしてしまいました・・・