俳優の過失致死

   アメリカのニュー・メキシコ州でA・B(名前と苗字の頭文字)という俳優が先日の過失致死で検事局に訴えられた。事件は2021年撮影中にBが小道具の銃で、撮影監督を死なせてしまった事。小道具係と言うか武器担当者が間違って実弾を用意してしまったようです。という事は俳優も被害者か。

 アメリカなので、模造銃は使わないでしょう。本物の銃に実弾ではなく空砲を込める。それを担当者が確認をする。その後、使う俳優も確認をしなければならないか。その罪を問われたのでしょう。俳優と武器管理担当者が訴追されました。

 でもこの俳優は、飛行機内から強制的に降ろされたり、駐車場で暴力事件を起こしたり、けっこうお騒がせなんですね。最初は二枚目俳優として出発しましたが、最近は太ってしまいました。でもウディ・アレンの『ブルー・ジャスミン』などでの演技力は評価されています。脂ぎった権力者の役が似合うような。

 俳優の過失致死では、日本の有名俳優の息子が、やはり撮影現場でスタッフから真剣を模造刀だと言われて、切られ役を死なせてしまう事件がありました。その俳優が2度も麻薬に関する事件を起こしていた事も印象が悪かったのでしょう。その後、数年前に50代で亡くなってしまいました。

 2世俳優の生きづらさも感じさせますが、アメリカの俳優の場合は、何というか・・・

 写真は俳優が特定されてしまうので載せません。もう分かってしまっていると思いますが。