ガヴァネス文学、その他

20日(水)テニス・コートに自転車で行く途中、氷ですべった。大事に至らず。残念ながら誰もいない。

 帰宅後、昼風呂に入って、もちろん昼ビールの後、テニスをやっていますと言うショート・メッセージが入り、またコートに行って1回だけやりました。

・21日(木)散髪。屋根のシートの張り替え。昼は久しぶりに地元の「たぐと」で蕎麦。「山車」というお酒を1合。写真にはビールも写って?います。

      夕方は琴似の「花ごころ」でテニスの納会。4000円、14名。

      二次会は去年と同様、地下鉄駅そばの「ロンド」。マスターの嫁さんが2  

      代目。今回はだんなの鎌田君を呼んでくれる。何年ぶりかな。

      「フィンラガン」という初めてのアイラ・モルトも飲みました。

      納会でビール+日本酒+白ワイン+赤ワイン+ロックを飲んだ後でした

      が、「ロンド」でもアイラを5杯くらい飲みました。よく飲むなぁ。

      ジャズ・ライターの鎌田君は、僕が院生の時に開成高校で教えた生徒で、 

      北24条ちかくのジャズ喫茶「アイラ―」で一緒にジャズを聴きました。確  

     か煙草も吸ったような不良教師でした。

・ガバネスについて

  governessという「知事」の女性形の名詞で、「女性の家庭教師」について。

  シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』、サッカレーの 『虚栄の市』、ヘ 

  ンリー・ジェームズの『ねじの回転』などの主人公はガヴァネスでした。

  19世紀後半のビクトリア朝中流階級の女性の職業。貴族や上流階級の子女の家庭

  教師は、ある種レディの職業です。でも家族でも女中でもない、中途半端な位置づ 

  け。『王様と私』のデボラ・カーもそうでした。

  どうして関心を持ったかと言うと、教養と大学について、歴史や文化的位置づけに

  ついて読書をしていて、その流れで・・・

  つまり教養のある中流家庭の女子で、結婚しないまたは結婚する前の職業としての「家庭教師」。教養が使える、ある程度プライドが保てる仕事としての「家庭教師」。

  僕も大学の時にしました。夕食が出たり、お父さんとお酒を飲んだりもしましたね。でも19世紀後半のガヴァネスはもう少し時代の要請というか、女性が社会に進出する前の職業と言うか、中途半端だけど、中途半端なせいか、時代の特徴が表れて興味がありました。

・図書館の利用

 最近は図書貸し出しのカードの番号で、家のPCで札幌の図書館にある本を予約して、近所の西野地区センターの図書室で受け取る事ができます。至極、便利です。