『男たちの旅路』、名作に至る過程

 NHKのオンデマンドに入ったので、過去の名作を見ることができるようになりました。
 最近は『芋たこなんきん』を見て、藤山直美ってうまいなぁと再確認しています。2,006年の田辺聖子原作の朝ドラです。
 相手役の国村隼(カモカのおっちゃん)も上手い。芸達者な藤山直美と丁々発止(古いかな)のやり取りが面白いです。それと声もいい。役者は顔でない(失礼)。演技と声ですね。
 それと昨年末になくなった山田太一の『男たちの旅路』。名作の誉れが高いこの作品を期待してみました。第1部はそれ程でもない。1976年のこの作品をリアル・タイムで見ていたんですけど。ただ杉本陽平役の水谷豊のはじけた演技がとても面白いです。

 音楽と水谷豊の演技を頼りに?2部第1作まで見ました。ゴダイゴならぬミッキー吉野バンドがいいです。もしかすると第3部の老人問題、車いす問題の回がよかったのではと想像します。これが『男たちの旅路』名作の評価のきっかけとなった(のではないか)。全部がいいわけではない。40代の脚本家が名作に向かって成熟していくのだろうと期待しています。
 8日は昨夜からの雪もあるけれど、午前中3回、午後2回雪かきをしました。ただ回数が多いのは、年のせいで30分も1時間もできないので、15~20分程度で回数をかせいで?います。でも時間で言っても、午前中1時間以上、午後1時間弱の作業≒運動だったんですね。