研究会とヒップホップ

 9日(土)午後4時からアメリカ文学の第202回研究談話会(北海道支部)が北海学園でありました。

 3時過ぎに大学に行って張り紙等の用意。庶務課に手土産をもっていく。演習室のAV機器のラックの鍵やポータブルwifiを受け取る。

 参加者は5~6名。発表者は東京の大学の院生(博士課程3年目)。後から年齢を聞くと35才。中国人女性。青島の出身のようです。

 人種の問題「パッシング」(黒人が白人として通す)を人種だけでなく、宗教・社会的な観点からも読み解く。

 終了後いつもの「ラ・メーラ」で。土曜日の夜、けっこう混んでいてよかった。

 ここでも隣に座った発表者と「パッシング」の問題をネラ・ラーセンの『白い黒人』などを取り上げて話す。パッシングをした主人公の女性クレアは自殺のような事故死を遂げる。社会規範をおかした人物は悲劇的な結末を迎えるのは処罰的な意味もありそう。

 その向こうに座った北大院生(中国人女性、杭州出身)とヒップホップについて話す。

 青島は北京と南京の中間くらいか。杭州は上海に近いようです。

 後はいつもの?ススキノ・ゼロ番地の2軒。

   今朝ヒップホップ好きの院生にスーパーボールのハーフタイム・ショーの映像を教えてもらう。

   懐かしいDr.ドレとスヌープ・ドッグ。50センツとMaryJ Bligeは大きく?なった。

 MaryのアルバムWhat's the 411?はタイトル曲がとても好きです。

 ケンドリック・ラマーのAlrightはご存じのようにBlack Lives Matterでのanthemのようになっていて、授業でも紹介した。Eminemの8 Miles and Runningも好きなトラックです。

   でも僕の考えるヒップホップとスーパードームは合わないね。それと晩年のアレサ・フランクリンや最近のビヨンセもそうだけど、アメリカ人の肥満って、食事も含めて文化的社会的環境と、スターの受けるストレスのせいかなと愚考?しました。

 写真はネラ・ラーセンの『白い黒人』のnetflixによる映像化された時のスティル。