まだ開けた事のないドアへ向かう

 3月に突入。来週71才です。まだ痛風は完治しない。

 月曜は午後ツドーム(東区のスポーツ施設)でテニス。2面で18名参加。20分を5回。

 失敗もありましたが、フォア・ハンドのダウン・ザ・ライン(ストレート)のパッシング、クロスの強打がきまる。僕は左利きなので、右利きの人にとってはラケットとボールの出てくる方向が違うので有利になります。左利きは僕らの世代だと10人に一人かな。

 昨日は2年間無駄に払ってきたWOWOWとスカパーを解約。実は2年以上前にテレビの画像が映らなくなって、新しく買い替えようとしているうちに、ついつい時間がたって。2階の僕の部屋のパソコンでNHKプラスを見ています。うるさい民放は見なくても困らない。TBSの報道17:30はyoutubeで見ています。

 WOWOWとスカパーで月6000円近い。それを24か月以上も無駄に払っていたんです。解約の仕方が分からなかったけれど、結局電話で解約できました。ついでにadbeの月3300円も解約。もう使っていないniftyはまだ解約できないけれど。

 今日は今月中旬に開催する研究会(アメリカ文学)の準備。発表者の要旨が届いたので、司会探し。京都の研究者(北海道支部にも所属している)にZoomでの司会をお願いして快諾してもらう。事務局長に報告。支部のホームページの案内に間に合う。

 ただその発表で扱う本が手元にない。文庫で出ている本ではないのです。実はH・ジェームズという作家の本なのですが、全集を研究費で買って持っていました。それを退職時に処分してしまった。断捨離の失敗の例です。また実はですが、2年前にも同じ作家の発表があって、結局アマゾンで買い直した。今回もアマゾンで注文しました。高いウィスキーと同じような値段です。でも勉強のため。

 タイトルはイギリスに帰化したアメリカ出身の詩人エリオットの『四つの四重奏』から。Toward the door we never opened. 未知の世界への入り口へ向かう、心持になります。3月とか、71才とか、読んでいない作品世界とか。

 写真は退職前に、退職後の趣味として始めようとして挫折した水彩画。けっこう抽象画っぽく見えるでしょう。線やフォルムは簡単にはできないけれど、色使いは初心者にも可能かなと。