ゼミの思い出

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なぜか最近ゼミの事を思い出します。2010年から7年ほどゼミを担当しました。38年の大学教員生活のうち18年は教養部、その後3年は人文学部に居候、そのあと6年は経済学部に、最後の11年が人文学部。その人文学部にいた時に初めて専門演習を担当しました。

専門演習について。大学に入って、大学の学び方を教わる大学入門的な基礎演習もあります。それに対して学部・学科の専門を学ぶのが、3・4年生の演習です。英米文化学科で英文科ではないので、英米の文化(イギリス史や、キリスト教についてなど)を中心に担当者によっては文学をやってもいいと思います。僕は音楽や映画からアメリカ文化を学ぶと言うコンセプトでは履修希望者は多かったです。

 学生に履修希望について書いてもらって選抜すると、女子の方がきちんと書くので、女子学生が結果的に多くなりました。自分で選んだのですが、全員女子で少し緊張した時もあります。最初のゼミは基礎演習の時の受講生と、前の年にカナダの語学研修(3週間)で引率した学生とその他の学生でした。楽しかったように記憶しています。  

数人と時々会っていましたが、退職した2018年の4月にサプライズ・パーティをしてくれました。2名が会いましょうと言ってくれてレストランに行くと8名ほどが集まってくれて。すすきののラ・メーラ。時々話題にしているけれど、北海学園の卒業生がシェフのリストランテ。僕の英語の授業を受けたらしいです。しかも最近知ったけれど西高の後輩(20年くらい)。

 これはうまく行ったケースで、最後のゼミはうまく行きませんでした。最後の授業もどんな風に締めくくったか覚えていない。卒業時のコンパもしなかった。残念。でも4つはかなりうまく行った。2つはまあまあ。1つは失敗でした。学生の質というよりも僕のゼミ運営の能力の問題です。

 写真は本城ゼミ第4期2013年度卒業の学生と。今はないラフィラの屋上のビア・ガーデンにて。ゼミを早めに終えて、ヨサコイに出ているゼミ生を応援。その後のビールです。