間違った断捨離

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 今日はバス~地下鉄で北星学園大に行きました。5~10年くらいぶりかな。1時間かけて行ったのに、図書館はじめ学内には一般の人は入れないと分かりました。

 12月に実施される支部大会(アメリカ文学会の北海道支部)はZoomですが、シンポジウムで取り上げられるヘンリー・ジェームズの「檻の中」が手元にない。原書(ペーパー)はあるのですが一応翻訳もほしいので全国の図書館の所蔵を検索するサイトで札幌に唯一ある北星を探し、利用許可証を作るべくパスポートと個人番号カードも用意して出かけたのに。

 実はこの国書刊行会の作品集は研究費で買って研究室にはありました。これが北海学園大学の図書館に返したのでもない、では処分したのだろうか。段ボール100個くらいの研究室の蔵書は、大学を辞める時には37個の段ボールで家に持ち帰りました。残りの30箱くらいは図書館に返したとして、あと30箱のうち10箱くらいは同僚、後輩にあげました。10箱分くらいは処分(焼却)しましたが、高価な作品集はとこに?

 他にも昨年のエッセイで黒人文学全集の一部が必要になった時に、これも研究室にあったはずなのにと後悔しました。中途半端な古書店に安く買われて、高く売られのがいやで自分である程度処分しました。本当は家のガレージに段ボールの状態で置いてもよかったのですが。早期退職の理由の一つの再発した喘息もあり、本の整理や所蔵に少し臆病になっていて、早まって処分したようにも思えます。

 研究室の引っ越しだけでなく、家の引っ越しの時も極端な断捨離の精神でえいやっとたくさん捨ててしまい、間違って土地の権利証も。でもこれがなくても土地は売れましたし、買った時と売った時の差額が大きければ課税の対象になりますが、差額は家を更地にした時の費用でほぼなくなり、これは大丈夫でした。

 でも元の家を処分した時に、亡くなった母の物をほとんど処分してしまったので、これも断捨離の仕方の間違いとして、少し後悔しています。

 さて北星に入れなかったので、街に戻り「チャイナ・パーク」でやけ酒。いつものように焼き餃子をさかなにビールをジョッキで1杯。紹興酒をグラスで1杯。五目チャーハン(ごはん少な目)でランチをして、少しだけ買い物をして帰宅。

 午後遅く二人で自転車で知事公館へ。片道8キロくらいだろうか。徒歩時速6キロですから歩けば1時間と少々。自転車では3倍の18キロくらいが平均時速です。ですから20分くらいで到着。実は日曜も行ったのですが閉園でした。今回は開いていたけどきれいな紅葉はもう終わっていた。西19丁目の菊池喫茶店で一休み。あとは国道5号線沿いの佐藤水産とサザエのおにぎりを買って帰宅。

 腰が痛いのに自転車ならOKという事だろうか。明日は3日ぶりにテニスです。

 もちろんHnery JamesのIn the Cageもちゃんと英語で読みます。

 写真は誕生日用に西野の生協で買ったポインセチア