ヘミングウェイ、コルトレーンなど

f:id:seiji-honjo:20200920162855j:plain


 16日(水)から書いていないけれど、特に理由はありません。何となく。

 またファラオ・サンダース、またスティーリー・ダン、久しぶりにハッピー・エンド(日本のロック)、小坂忠などを聞きつつ、そしてヘミングウェイを研究会のために読みつつ、時代小説などいつもと同じテーマなので書きずらい。

 ハッピー・エンドってもっとロックぽいと思っていたけれど、『風街ろまん』(1971)のCDを買って聞くとずいぶんとのんびりとした音楽だったんですね。LPで持っていたような記憶もあるのですが。「~です」という歌詞が新鮮でもあったのかな。僕は岡林信康のバックをしていたアルバム『見るまえに跳べ』(1970)のバックの演奏が印象に残っています。

 小坂忠は「ほうろう」という曲が有名で、1970年代中ごろに厚生年金ホールでのコンサート聞きに行って前の方でみんなと一緒に踊っていた。金子まりのボーカルもよかった。

 最近「アメリカーナ」という音楽用語を知りましたが、これはアメリカのロック、ソウル、ゴスペル、カントリー、ジャズもそうかな、ポピュラー音楽のジャンル横断的なありかたを言うようですが、これって用語はとにかく意味している事はごく当たり前です。

 でザ・バンドもいわばアメリカーナだけど、同時代の日本のロックと比べるとかなり広がりと深さがありますね。

 『コルトレーンサウンド』に収録されている「エキノックス」のサンダースのカバーはOh, Lord, Don't Let Me No Wrong(1987)に入っていてけっこういいです。ま、40才で亡くなったコルトレーンと、50才に近くなった円熟期ののサンダースのサウンドを比べても不公平かな。

 ヘミングウェイは昨日のZoomによる研究会のテーマ。取り上げた作品は「ギャンブラー、尼僧、そしてラジオ」という作品で、ナイフで刺されたメキシコ人のギャンブラー、病院の看護婦を助ける尼僧と、ヘミングウェイとされる作家の対話によって、人種と宗教と革命が語られます。

 今日は少し遠く(といっても家から1キロ)のコートで早朝テニス(7~9時)、その後ホーム(コート)に戻って1時間、腰が痛いと言いながら元気なのかも知れません。

 写真はスティーリー・ダンのライブ・アルバム。