また延期

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 月曜に名古屋の研究仲間(O崎先生です)が連休明けの対面授業開始が6月に延期されたと書いたブログを見て、感染者数が愛知県のすぐ上にある北海道はどうなるのかと仲間に聞いてみました。札幌市立大学は前期は基本的にオンライン授業だそうです。市立や道立、国立は行政の方針に真っ先に従わないと予算や補助金に関係するのでしょうかね。で自分の古巣というか今は非常勤先の北海学園の動向と言うか、連絡を待っていましたが昨日やっと6月から対面授業開始に延期したという連絡がありました。

 これで筆記試験は諦めて中間と期末の2回のレポートで評価しようと覚悟?を決めました。というのは233名もいるので、どのようにメールにレポートを添付してもらうかこれから調べて決めようと。つまり大学のポータルの中にある授業関係のLMS(learning management system)で毎回のレジュメをアップしたり、履修者の名簿があってそこに成績を記入して提出したりするシステムがありますが、ここにレポートを提出してもらえる場所がなさそう。すると自分のメール宛に提出してもらうと、今まで100名前後なら経験がありますが、ちょっと大変なので、学年ごとに期限を少しずつ区切って出してもらおうかなと、今から考えています。そのレポート提出要領も学生に分かりやすい文案を考えなくては。

 日本の指導者は決して優れているとも思わないけれど、アメリカとイギリスに比べて亡くなった人の数がこんなにも違うのはなぜか。感染化した人の数が分からないのは困るけれど、人口に比しての死者の数をみると、なぜかそこでは少し安心できる。普通の人々の振るまいが平常時でも非常時でもそれなりに落ち着いていられるのは、暮らしている文化がそれなりの政治や比較的きちんとした医療の体制を作り、あまりちゃんとした方針でなくてもそれなりに従って事態が悪化しないように協力できるからか。

 写真はハイランド(スコットランド)にあるグレンモレンジというシングル・モルトの蒸留所です。ずっと前に行ったインバネスの近くにあって、行っておけばよかった。ネス湖のそばでネッシーは見る事ができなかったと前にも書きました。インバネスと言うのはケープのついた袖なしの外套です。日本では和服の上にケープの部分だけ付けているようにも見えます。近所の俳句をやるおじさんが着ていました。

 グレンモレンジは一時期好きで、1リットル瓶やどのセラーの樽からのボトリングやら、マスター・ブレンダ―のサイン入りやいろいろと試してみましたが、ボトルの形がかわってから買わなくなりました。どうしても飲みたい時は、自分のデカンタに移して飲むとか、意味もなくこだわってみたり。