コロナの時代の退職者の読書

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   えっと時代小説読んでいます。殺伐とした欧米のミステリーを避けて、日本の明治以前の武士や町人の物語。特に武将や大名幕閣、維新の志士などではなく、ほぼ普通の武士や庶民の生活や生き方を描いた小説を3月から毎日1冊程度。数えたら120冊くらいなので1冊500円(本当はもう少し高い)で月1万5千円は、ブランデーとウィスキーの値段です。

 でもその感想がなかなか書けない。山本周五郎についても書こうと思っているうちに、ちょっと古臭いなと思い始めて挫折。最近は女流作家の時代小説を読んでいます。何かほっこりして、あまり考えなくてもいい読書。でもそれって感想はあるけれど人に語るほどではないかな。

 だいたい読書~菜園の手入れ~テニス~授業の準備~散歩・買い物という日常。読書が去年はフォークナーの全国誌へのエッセイと原稿提出後は対抗文化の本の書評なども書いていました。で今年はけっこうブログを途切れず書いていましたが、数日前にそれも切れたので、あとは無理しないで書こうと。と言う事は無理していたんだ。

 レコードのついても書きたい時と、続けたい時とあって、後者は書くために書くのでいまいち・・・

 そんな風にブログの書き方やあり方について時々考えます。今日は7月最後の授業。後は8月に1回で15回のうち5回の対面授業は終了します。出席を取らないと260名のうち50名ほどしか来ない。物足りないような、感染の恐れがなくてほっとするような。

  写真は適当なものがない時のためにとっておいた、ミルトン・エイヴリーの「ダンシング・ツリーズ」。