閃輝暗点とサザン・ロック

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 昨日の夕方、本を読んでいると左目の視野にギザギザの光が入って来て、読めなくはないけれど読み辛くなってしまった。今度は目の病気かと不安になり、調べる。

 これは「閃輝暗点」(せんきあんてん)とよばれ、目の異常ではなく、脳の視覚野がストレスなどで血管が収縮し視覚障害を起こすらしい。さいわい30分ほどで元に戻り、偏頭痛はなかったが、中高年の場合、脳梗塞を引き起こす事もあるらしい。

 本当にいろんな症状が現れて、これって体が注意喚起をしていると自覚しないと思いつつ、普段通りにしてしまう。

 2月はスティーリー・ダン、3月はミルト・ジャクソンバド・シャンクとローランド・アルメイダのような1950年代から70年代に主として活躍した音楽家の演奏を聞いていました。

 3月後半はビッグ・バンド、並行してサザン・ロックも

 レナード・スキナード、ZZトップも聞き直しましたけれど、僕はアトランタ・リズム・セクションのAre You Ready?が気に入っています。1979年のライブで小さい写真ではよく見えないけれど、たくさんの聴衆の前でイントロからSky High からChampaign Jamなど確かな演奏技術に支えられた熱いプレイが気持ちよい。スタジオ・ミュージシャンの集まったグループなので技術は高い。それがライブでは聴衆の熱気がミュージシャンをもう一段高い地点に押し上げるグルーヴになるのだろうか。

 サザン・ロックと言えばAllman Brothers Bandも1970年代からロック喫茶(祐天堂?)で聞いていました。The Bandはサザン・ロックっぽいけれど、メンバーはドラムのレヴォン・ヘルム以外はカナダ人。リトル・フィートもロス出身のバンドかな、サウンドはサザン的だけど。

 実はアトランタ・リズム・セクションもサザン・ロックとしてよりも確かな演奏と聴衆とミュージシャンが一体となった時間≒グルーヴを楽しんでいるようでもあります。

 ジョージア州アトランタはニューヨークからニューオリンズに旅行した時に行きました。理由はキング牧師の生地で、生家も公民権運動の歴史の一部として残っていました。でも黒人の貧困が残っていたりして、ずっと黒人市長が続いているけれど、犯罪多発地域でもあるし、まだこんな状態なんだと分かった部分もあります。

 でもここにはコカ・コーラやCNNの本社もあり、南北戦争の歴史ミュージアムあり、1996年のオリンピック跡もあり、いろいろと見学していきました。アトランタの話になってしまった。最後にアトランタから南に100キロくらいいくとメーコンがあり、オールマン・BBやオーティス・レディングなどロックやR&Bで有名な場所である事も有名。