西野地区センター、けっこういい

 『パーフェクト・デイズ』の音楽と小説について書こうと思いつつ。

 そう言えば、主人公(役所広司)の苗字は「平山」で、小津安二郎の映画に出てくる笠智衆繰り返されるの役名。さらに名前もそのまま「平山周吉」をペンネームにしているライターもいます。

 さて今回は今日が返却締め切りの本について。

 札幌市の図書・情報館で借りたアップダイクの『帰ってきたウサギ』。まだ読み切れていないけれど、返すべく街に行こう考えていた昨日。

 何気なく表紙のレッテル(と言うのだろうか)を見ると「西野地区センター」とある。えッ、それってうちの最寄りのバス停そばにある、あの西野地区センター。

 電話をしてそこに返せばいいと確認。また借り直す時もそこでいいし、たぶん続編(『金持ちになったウサギ』、『さよならウサギ』)もあるだろう。あとで、返しに行くときに確認しようと。

 そのセンターの図書室に、以前本を寄贈しようと連絡しました。すると自分でもってきてほしいと言われ、辞めました。うちは車がないので、寄贈する本も自分で車を頼むか、リュックで何回も本を運ぶ気になれなかったので。

 そんなであまりいい印象を持っていなかった地元のセンターの図書の充実ぶりを知ってちょっとうれしい。

   早速いってみました。カウンターの対応はいい。外国文学の書棚はスペンサー・シリーズやディック・フランシスの単行本などがめだち、ちょっとエンタテインメント方向かな。僕も持っていたけれど、ほぼ文庫に買い換えました。公共の図書館には少しふさわしくない(かな)。

 でも新聞を読んでいるテニス仲間を見つけました。80代半ばかな。結論としてはいい地元の施設だと思いました。

 それと『ウサギ』シリーズの第3作目『金持ちになったウサギ』はこれもまた少し離れた山の手図書館にあるとか。第4作目はここの図書室にありました。山の手からも西野に取り寄せられるとか。しごく便利です。よかった。