ジャズ喫茶の話。

 このタイトルと言うか内容については何度も書いている(ような気がする)。

 今回はNHKの北海道版で「北海道のジャズ喫茶の現状」というようなタイトルなので気になって見ました。すると解説をするKさんという人、思い出した。「ミツヤ・カフェ」で会った人だ。

 ジャズ喫茶という日本独特の場と言うか、空間。会話厳禁の求道的なジャズ喫茶もあった。優れた音響で古典や最新の音源を聴ける貴重な空間でした。僕は新しいジャズが好きだったのでAct。モダンジャズの王道はJamaica。寛いで聞くならBossa。後の2店のオーナーがインタビューに出ていました。

 写真は北24条のAylerで買ったケニー・ホウィーラーのヌー・ハイ。ホウィーラーのフリューゲル・ホーンの出だし。キースのピアノも清冽だ。デーブ・ホランドのベース。ドラムはジャック・デジョネットECMの名盤と言える。そんなで中古LPも売っていたので、ガトー・バルビエリのフェニックスもここで買いました。後にジャズ・ライターになるK君が高校の時に、大学院生の僕が英語の非常勤をしてたので、ここで二人でタバコを吸ってジャズを聴いたこともあります。K君は前述のKさんとは違う人物です。

 じゃKさんはK田さんにしようかと思ったのですが、K君もK田君になってしまう。K田さんの方のKは畔です。K田君の方のKは鎌。でKさんとK君はけっこう年も違うしとおもったのですが、そうでもないかも。K君は僕が23才の時に16才くらいか。じゃ、もう60をこえている。Kさんは僕とK君との中間くらいの年だと思います。

 K君のお父さんは地下鉄琴似駅のそばでジャズ喫茶を営んでいます。最近は行っていないけれど。そう言えば。冒頭のKさんを初めて見たのはロンドでのオーディオ鑑賞会。豊平の北海学園から地下鉄で帰る時にミツヤのY君に会い、僕の帰る方向の琴似のロンドに同行。後で飲む算段をして。

 Jamaicaは友だちのN君が常連だけど、最近は外人の観光客も来るらしい。N君に先を越されたけれど今日のブログに書いていました。Bossaは前の店で西高同期のギタリストS君とベースのエディ・ゴメスとのデュオの聞きました。BossaのマスターのTさんは、西高先輩のお店にも時々顔を出していました。黒メガネ、口髭の個性的な人です。

 ジャズ喫茶の話は自分の青春?時代と重なっていて、懐かしいけど、気恥ずかしい部分もあります。