ほっこり

 用事があって元の職場の事務の人に連絡をしました。その用事が終わってのメールの最後に「また何かあればご連絡ください。何もなくてもご連絡ください!」と書いてあり、何か自分がその人に特別な事をした訳でもないにフレンドリーで、気持ちが暖かくなりました。

 と言うのは学会の本部から3月で任期が終わったのに、4月以降のスケジュールを連絡してきたので、焦っていたのでした。と言うのは、それ程焦る事ではないのにちょっと体調がよくなく、普段ならOKな事でも過剰に反応してしまった。でも向こうの引継ぎの間違いだと分かり、これもほっとしました。

 また小津本を再読しています。今年は生誕120年。20年前の生誕100年のようなイベントはなさそう。でも小津さんの映画その他を研究するネットワークに問い合わせたけれど返事がないのは、少しさびしいですね。

 小津さんや松竹の監督・脚本家が長期逗留していた茅ケ崎館に泊まってみたいと思っています。どうして茅ケ崎に松竹のスタッフが定宿にしたかというと、「蒲田行進曲」で有名な蒲田からトーキーの時に大船に移転したので、そこから近い宿という事のようです。

 大船と言えば、茅ケ崎で集まる前に鎌倉を観光して茅ケ崎に向かう時に、大船で乗り換えるのを忘れて(知らないで)、いくつか駅を横浜方面に乗り過ごして、戻った事が数回ありました。僕の大船の記憶。でももう松竹撮影所はなく、鎌倉女子大になったようです。

 茅ケ崎館から歩いて15分くらいの茅ケ崎駅前には中学の同級生が「厚田村」という小料理屋(居酒屋?)をやっていて、そこにも再訪したい。担任の先生(もう亡くなりました)と同級生6名で宴会をやったのはもう10年前かな。5年前にはその時に参加しなかった同級生と二人で再訪しました。

 5月場所の時に国技館で大相撲をみたいのと、それが英文学会(関東学院大関内キャンパス)の時期と一致しているのでいい機会。でもいまは大学から旅費が出る訳ではないので、学会にはいかなくても誰にも怒られ?ない。でも関内なので、そこから鎌倉~茅ケ崎の移動を考えています。

 写真は茅ケ崎館の小津安二郎が脚本を書いた、主として酒を飲んだ部屋。1万円ちょっとで泊まれます。