ジャズの根っこ

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   最近スタッフのStuff(1976)、More Stuff(1977)、Live Stuff (1978)のコンピレーションRight Stuffを買って聞きました。1993年リチャード・ティー(キーボード)、94年エリック・ゲール(ギター)の逝去にデディケーㇳして発表されたらしい。ギターはもう一人、コーネル・デュプリー。彼のアルバムTeasin’の事を「こうや」という店のこうやと話した事が懐かしい。こうやさんは旭が丘高校~教育大中退かな?第1巻第100章というロック・バンドでベースを弾いていて、僕はActやエルフィンランドのカウンターの中にいた頃からの知り合っていました。

   教育大の特美(特設美術?)出身では池田さん、佐々木さんは高校の美術教師をやっていた。佐藤君という西高同期の人は近代美術館副館長~芸術の森の館長などを歴任して大谷の非常勤もしているようです。僕は義姉から噂を聞いていて、お互いに知っているけれど会った事はないという不思議な関係です。

 さてこのスタッフがフュージョンだけれど、ずいぶんとさらっとしてジャズっぽくないなぁと思いつつ、クルセーダーズのScratch(1974)を聞く。こちらはギターが白人のラリー・カールトンだけど、こちらの方がジャズっぽい。元はジャズ・クルセーダーズだから当たり前か。ウィルトン・フェルダーはテキサス・テナーだし。ラリー・カールトンの1977年のLarry Carlton(夜の彷徨)もついでに聞いてみる。

 Scratchはいま狸小路で「大徹」(ラーメン+ジンギスカン?)をやっている徹ちゃんのたぶん最初の店「アイス・ドアー」でかかっていた。LPジャケットも店内に掲げられてありました。東映パラスの裏のオヨヨ通りの延長線にあっただろうか。

 さてジャズ的かそうでないかは、ミュージシャンの人種よりも最初のジャンルとか目指す方向で違ってくるというか決まってくるように思えます。