痛みが消える

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 木曜日の朝に打ったワクチン接種の痛みは夕方に出てきて、金曜は腕を上げると痛い。土曜日には少し痛い。いま日曜の朝ですがほとんど痛みは感じません。だいたい接種をしてくれた看護婦さんが言っていたように数日で消えるといっていいと思いました。でも金曜の夕方の翌日のテニスの誘いを断ったのは残念だった。でも断ったのは正解でした。土曜日の朝にはまだ痛みが残っていたし、痛みがある時に運動をして、昨年の7月に筋肉の断裂を経験したので。

 さてテニスができるまでの運動は小さな菜園の手入れ。あとは自転車でこまめに買い物や散歩をする事ですが、運動量としてはあまり多くないかも。今年の土つくりに失敗したので、今から来年の拡大部分の草取りも含めて運動量の多い作業を意識的にしています。

 後は授業の準備が面倒だけれど楽しい(と言っていいか)。自分のアメリカ文化の復習になっています。後は漱石本の読書。『彼岸過ぎまで』を時々『漱石激読』と並行して読んでいるので、どうしても石原君と小森君の読みに引きずられてしまいます。

 漱石とオースターの共通点は探偵。『彼岸過ぎまで』の主人公と言うよりは狂言回し役の田川敬太朗が就職を求めて探偵役をする。漱石自身は探偵を毛嫌いした事で有名ですが。追跡妄想とでもいうのでしょうか。『彼岸過ぎまで』自体が主人公の須永市蔵をめぐる謎を探る物語でもありますが。

 2年前に実験的に塀際に植えたアイビーがきれいに繁茂して、これなら最初から玄関わきに植えても良かったかなと。

少し痛い

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 これは持病?の方ではなく、ワクチンによるものです。

 午前中接種した時はほんのチクリ程度。夕方すこし痛みが。でも5.激痛/4.かなり痛い/3.痛い/2.少し痛い/1.痛いかな?の5段階?で3と2の間程度です。看護婦さんによれば2,3日でなくなるとか。

 きのう10か月ぶりに北海学園に行きました。挨拶と少し用事もあった学長と事務部長は忙しそうだったので遠慮しました。学園も職域接種の案内が非常勤にも来ました、政府は接種の数を増やそうとして、職域接種を拡大して家族や関係者まで含めようとした結果、今度はワクチンが足りない。何か相変わらずお粗末な気がします。数を確保してから進めるのが正しいやり方なのに。担当大臣K野さんが中断を指示。大学の上の人たちが忙しそうだったのはそのせいかな。K野さんも威勢のいい時もあったけれど、最近は失速気味のような。

 さて昨日の対面授業はまぁうまくいった方かな。ノートPCの操作ミスもあったけれど、75点。学生も結構来ていたし。来週は(アメリカ)文学なのですが、文学史的な説明は極力排して、100年前の恋愛小説ギャッツビー、50年前の少年小説キャッチャー、放浪小説オン・ザ・ロードから、150年近く前に遡ってハックルベリーを放浪と孤児小説として紹介して、現代のオースターの孤児小説につなげようかなと明け方考えました。

 写真はさきほど誘因用のひもをセットした絹さや、向こう側は枝豆です。

 

 

故障?!

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 一昨日の夕方、かみさんと自転車で近間を散歩しようとした出先に、トイレが故障した。散歩は西野緑道をを中心にラッキーでの買い物をふくめて1時間半。YoSHIのアイスクリームは定休日でだめでした。発寒川のすぐ隣を流れている小さなかわいい小川は新しい癒しのスポットに命名

 さて次の日にTOTOの人に来てもらう。故障が水が流れないではなく、水が出て来ないので、用を足したらバケツなどに用意した水を流す。その水が出て来る部分の故障で、アフター・サービスの期間も終わって、部品の在庫をスマホで確認したがないとのこと。今電化製品の寿命は7~10年だと言っていました。うちは14年。20年位持つと考えている世代なので、ずいぶんと物の寿命が短くなったんだなぁと少しさびしい。

 それで新しいのは何と37万。これはだめだ。一番高いのは60万、という事は1億くらいの豪邸ならトレイに60万。うちは37万でも無理。20万前後かな。でもかみさんはTOTではない修理屋さんで部品を探してもらう可能性も考えた。

 と言っているうちに、そう言えば2階のトイレ、故障して使っていないけどみてもらうと使えました。なぜか勝手に蓋が開いてしまうか何かの故障だった。何の故障かも覚えていないけど使っていなかったトレイが使えた。これで1階のトイレの部品探しまたは買い替えはペンディング

 今日はこれから近所の内科でワクチン接種。ごごは初めての対面授業。ちょっと全国大会会場の件で事務長さんに確認したい事が。理事長に選ばれた学長にも挨拶をしようかなと。

 漱石の『行人』を読んでいます。かなり面白い。冗長な部分もあるけれど。主人公の二郎が旅先で母親と同じ部屋の同じ蚊帳の中で寝る場面があります。何度も繰り返すようだけれど『晩春』で父親(笠智衆)と娘(原節子)が同じ部屋で寝る場面についてのいろんな議論がありました。母と息子なら問題ないのでしょう。また父親が笠さんなら何も起きないだろうな。でもその場面での原さんの表情が時として、ある感情が込められています。セリフも明らかに父と娘の域を超えているので、問題となるのでしょう。

 

油断?!

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 痛みが何日もないので油断?していたら、昨日ちょっと。

 完全に治った訳ではないと、残念だけど納得しました。でもどういう時に出て来るのか相手の顔?が分からない。でも付き合い方はだいぶ分かりました。痛みがなくても油断をしないで処方の薬をきちんと飲む。ちょっと症状が出ても冷静に対処する、など。ちょっとオーバーかな。

 さてオースターが終わって、ハイスミスも少し食傷(ごめん)気味。前にアマゾンで注文していた文庫が届いてもあまり読む気にならない。もちょっと後でねと言って本棚にしまいました。

 で漱石に取り組みつつありますが、小森陽一石原千秋が現在の漱石批評を仕切っているようです。写真の本も、代表的な二人の深い対談。でも読むと勉強になるけれど少し疲れる。『こころ』どう読むかという本も石原千秋が責任編集で、対談が丸谷才一×山崎正和水村美苗×小森陽一。エッセイが東浩紀大澤真幸など読みごたえがあります。

 小津安二郎の映画と人生についての本も結構ありますけど、漱石本にはかなわない。それと小津本ほど気楽に読めない。言葉や読みの方法や、日本の近代など関心があるけれど、けっこう深くて、寝転んで読むには難しい本が多いです。

 また、例によって会った事があるという話。大澤さんは名古屋のセミナーの懇親会で横にいましたが、話しかける勇気?がなかった。そう言えば、中東関係の酒井啓子さんもいました。1953年生まれの小森さんがいた北大文学部の国文の研究室は英文の向かいなので廊下ですれ違った事があるかも知れない。国文には教養の同級生の野村君、後から小津本で知る中澤さんもいた。亀井(秀雄)先生も卒論提出日には向かいから英文研究室を訪問して飲んで行った事もありました。

償い?

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 今朝は平岸霊園までお墓参りに。親不孝だった「償い」です。手遅れですけど。

 静かな霊園でのんびりとと思っていたのですが、墓石の「本城」の黒い部分から涙のように墨というか塗料が垂れているようにみえます。これから石材店に連絡しなくては。

 久しぶりのお参り後は精進落としに、「チャイナ・パーク」に行くと、お店はやっているのですが、お酒は出さないと。何でも「クリアしていないから」という説明で、たぶん感染防止の基準をみたしていないという意味なのでしょう。7月11日までお預けという事で、彷徨いました。

 するともう閉鎖と思っていたホテル・オークラの地下の「桃花林」がやっていました。いつも紹興酒をビールをチェーサーに飲んでいるおじさんと認識しているらしいウェーㇳレスのお姉さんから「久しぶりです」と挨拶をされました。「まだやっているんだね」と聞くと、「9月までです」という返事でした。

 ここではビールと紹興酒のグラスが小ぶりなので、1杯目はアッと言う間におわり、2杯目はちびちびと。搾菜をつまみに点心3点盛りをまって、締めは焼きそばのハーフ。

 お土産は三越の焼き菓子ととんかつ弁当とドンクのパン。

学会は楽しい?

 今日は午後3時半からZoomで役員会。投稿規程の変更など審議。

 4時から6時まで研究発表。ずっとオースターの本を読んでいたのは、この発表の司会のためでした。『作家読本オースター』を編集した上智の飯野さんも参加してくれました。

 発表後の質疑もたくさんあって、6時15分まで。僕も勉強になりました。 

 その後も執行部(支部長、事務局長、幹事、ほか)で7時半過ぎまで、全国大会の会場、今年の支部大会、今後の談話会の発表者などについて話す。課題・問題は満載なのに話していて心地よいのは何故なんだろう。個人の利害を超えて、組織(支部学会)にために一緒に考えているからだろうと思いました。

 写真はバーク・チップをまいたいちごです。

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いろいろと

 きのう、テニス仲間(コートの管理者)から21日以降もコートは閉鎖と連絡があったというショート・メッセージが来ました。緊急事態宣言解除後だけど、まん延防止措置だけど、札幌は感染者数とか重重症者用のベッド数とか緊急事態なみだという事だろうか。

 去年もそうだったけど、屋外のスポーツの場をなくするのは、逆に健康促進の場を取り上げるので問題だと思います。たぶんお役人って、これはいいこれはだめというカテゴライズする能力がないのではなく、そうすると理由と説明する事が必要になり、仕事が増えて、それが面倒くさいと考える人たちなのでは邪推します。

 せっかく2年ぶりにテニスのガットを張り替えたのに。今日はそれを受け取りに街まで。いつもの買い物。帰って中食。今日は朝からコンビニ、生協、街に買い物。午後はホーマックでチップを購入。イチゴの花や実が地面に着くので、木の皮の破片を敷きます。100円のを

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買ったけど、イチゴの下に撒いてみると足りない。500円のわらを買えばよかったです。わらが売っているんです。知らなかった。

 そこで偶然大学の元同僚に会いました。彼はまだ在職中で、しかも僕が2013年までやっていた現在の教務センター長です。新理事長になった学長の話や、コロナ禍の大学の大変さなどについて立ち話を。21日以降対面をするようなので、僕も対面授業の準備をしなければ(本当はもう始めていますが)。

 夕方かみさんのお姉さんと連れ合いと友だちを連れて訪問。家はトッ散らかっているので、庭と公園をちょっと散策。お姉さんと連れ合いは日産の同僚だったけれど、友だちも日産時代の仲間で、50過ぎで司法試験に受かり、札幌で修習をしているようです。

 写真は今年のミニ菜園。枝豆、絹さや、大葉、パセリ、万願寺とうがらし、ナス、ピーマン、ミニトマト、バジル、イチゴ、トウキビ。