3月最後の日

  月曜は学会の編集委員会で依頼された書評対象書籍の選定の分担分5冊をアマゾンで注文したのですが、やっぱりもったいないと考え直してキャンセルしました。そして昨年の7月から8か月ぶりに元の職場に顔を出しました。

 大学の図書館で別の大学から取り寄せてもらう手続きをしました。実は北星に探している本が5冊全部あり、その図書館か教員の意識の高さが分かりますが、北星は2年前もそうでしたが、コロナ下で外部の人が入れない。北星にも研究仲間がいるのですが、借りてもらうほどの仲でもない。それで、古巣の北海学園に行って、インター・ライブラリーのサービスで取り寄せてもらう事に、幸い知っている職員が図書館のレファランス・カウンターにいて便宜をはかってもらった。

 その後は、12月いらいの「チャイナ・パーク」でビール+紹興酒(グラス)+餃子+日替わりランチ。あとは買い物をして帰宅。例によってつい写真を撮りましたが、これまで何回も掲載しているので自粛。

火曜は山の手コートの雪割のお手伝いに。そうするとコートが早く使えます。5名で1時間ほど。もう少し雪が解けてからの方がいいのですが、やろうという強い?声におされて。

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 午後はまた兄から電話。今度は事務所仕舞いのためにリトグラフが不要になるので、見に来ないかと。しばらくぶりに兄の事務所に行ってみよう。墓を作り直すときに行ってからだと、2018年いらいか。30年位前に最初の事務所から広い場所に引っ越ししました。ずいぶんと立派で家賃も相当。弁護士事務所も2000年くらいまではよかったのでしょうが、国の方針で弁護士を増やし、同時に司法書士の人たちにもそれまでの弁護士の仕事の一部ができるようになって以来、停滞してきたようで。

 ま、74才になったら悠々自適でのんびりしたらいいと思うのですが、兄貴は昔風の男で仕事一筋にきたので、退職後の風景があまりいいものに見えないようで、心配です。3才年上の兄にジャズを教えてもらいました。兄は高校の時にトランペットをはじめて、ロリンズ、MJQ,、アート・ブレーキ―、モンクのコンサートに行って、パンフレットが家にあり、中学生の僕はそれを眺めていました。年上の兄姉がいると、自分の年の仲間とはちがう知識や情報を教えてもらえる。

 その後、僕の方は順調にジャズや映画に時間をつぶし、それが高じて趣味から仕事の一部になってしまいました。聞いたり見たりした事を理屈っぽくとらえなおす癖が研究的な解釈になったのだと。そして仕事が終わった後も、同じような事が習性となって退職後の趣味となって続いている。それがいいのかどうか。

 水曜もまた雪割に行って、腰を痛めてしまった。重い雪の塊をスコップで運ぶときに、腰をきちんと落として作業するのを忘れて、いい加減に中腰でやってしまった。ペキっという感じで腰の蝶番がずれたような。

 3月最後の日は、安静にしています。

 写真は優しい母さん、きりっとした兄、ぼちゃっとした次男です。母のエプロンの端を握っている甘えっ子だった。