最後の授業

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 昨日は2学期最後の授業。来週試験です。

 ブログを2008年にはじめてから何度も書いていますが、学生は2月はじめで年度がおわり、4月はじめまで長い休みに入ります。たぶん夏休みよりも長いかも。もちろん教職員はこれから入試の本番で、そして3月中後半からは新年度準備で忙しい。

 学生の休みが多いので、父兄(僕の友人も含めて)からもう少し授業をやって言われた事も何度もあります。でも大学の授業回数は年間30回でこれは戦後すぐの大学教育法(正しいかな?)で決められていました、しかも僕らの時代は、学園紛争の影響で授業がなくて試験かレポートだけの科目もありました。大学で真面目に勉強をするのは英米の大学の影響で、日本では受験戦争?のせいで大学の4年間はその休養の時期、そして社会に出るまでのモラトリアムの期間でもあるのはやむを得ないような気もします。僕も大学の、特に前半の2年間は映画や読書やジャズ喫茶で英気を養っていました。慌てて付け加えれば、受験戦争はなかったですが。

 さて授業の終わりに出してもらう出欠票に質問やコメントを書いてもらっていますが、最後なので「半期ありがとうございました」などのコメント、少しお酒や食べ物のについてスライドで紹介したら、もっとこういうのをやってほしかったなどの感想もありました。

 終わって「ミツヤ・カフェ」で、ウイントン・マルサリス、ブラッド・メルドージョシュア・レッドマンのデュォ、そしてキース・ジャレットマイ・バック・ページなどを聞いて、店主とあれこれジャズ話。

 そう言えば一昨日、数年ぶりに「ボッサ」に行きました。店主は「B♭」で修業したTさん。23歳で開店して半世紀近くになるのだとか。でもちゃんと聞くには「ジャマイカ」の方がいいかも。

 ちょうどいい画像がないので、だいぶ前にいった北ノ沢のお蕎麦屋さん「利明庵」のエビ天・穴子天の写真です。盤渓バスで行って、食べたあとは真駒内まで市営バスで行ってまたバスに乗り換えて、芸術の森ブリューゲル展を見た時なので、2年も前になります。