初冬、ドルフィー、フルート

 雪が降っても、とけて乾いたらテニスをしています。時々、小雪が降って寒いねと言いながらテニスを

する元気なじいさんたち。おばあさんとおばさんもいます。おばさんっていっても40代で僕たちの娘み

たいで若くて元気です。昨日は一人息子が東京の大学に決まったと報告。

 さて、時々きいていたドルフィー。いろんな事があって遅れたけれど、誰も気にしない。生年1928年、

   1964年になくなったドルフィーの没後の発売の『ストックホルム・セッションズ』(1961録音、1981発売)のAloneのフルートがいい。あれっ、これはマル・ウォルドロンのLeft Aloneでは?と思ったらやはりそうでした。

  Five Spot Liveでも共演しているマル。ある時期日本でも人気があり、コンサートで札幌にも来ていました。道新ホールに聞きに行ってトイレ?で一緒になった。笠井紀美子が人気の時に、マル・ウォルドロンを招いてアルバムを作っています。

  後はFive Spot Live(1961録音)とIn Europe (1961録音、1965)を買って聞きました。当然、アルトもバス・クラリネットもいいと気が付きます。アルバム・ジャケットも格好いいのも多い。

 でもやっぱり最初に聞いたLast Date(1964)のYou Don't Know What Love Isがいい。ジャズ・フルートの極北。最高の演奏です。その次の曲Miss Annが終わったあとにドルフィーがインタビューで残した言葉がまたいいんです。元の職場のサーバーで作ったホームページのジャズの頁にも載せています。 

 Whne you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again.

   ジャズの一回性について語っている最高の言葉でもありますね。