ラテン/スパニッシュ/ディ・メオラ

   

20代の時に渡辺香津美がラジオで紹介しているのを聞いて、レコードを買いました。

 アル・ディ・メオラの『エレガント・ジプシー』(1976年)です。LPの時代です。ジャケットを鮮明に覚えているのはその大きさもある。

 紹介していた曲はMediterranean Sundance。これがいいです。

  ディ・メオラはチック・コリアのReturn to Foreverの第2期『銀河の輝映』(1974)から参加しますが、僕は『浪漫の騎士』(1976年)が好きです。アルバムのタイトルを書いていて恥ずかしいですが。

 でMediterranean Sundanceに話を戻すと、スパニッシュな曲なので、フラメンコの名手パコ・デ・ルシアと共演。リズムとソロを交代しながら演奏しています。そして同時にソロも。

そしてその延長でディ・メオラ+パコにジョン・マクローリンが加わりスーパー・ギター・トリオを結成。1980年のライブでも最初はMediterranean Sundance。これは映像もあり、もちろん意味のある芸術的な速弾きの競演が楽しいです。ジョン・マクローリンについてはまえのブログ(https://seiji-honjo.hatenadiary.org/entry/20131226/1388041145)で書いていました。