『SUITS /スーツ』とどんと焼き

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2011年から2019年まで、シーズン1から9まで続いた『SUITS /スーツ』を見ています。これも在職中に研究費でシーズン1と2を買ってみていました。『BOSCHボッシュ』(2015~21@アマゾン・プライム)の原題とカタカナを/(スラッシュ)でつなぐ同じ名付け方のようです。あ、こちらの方が先か。

 マンハッタンの大手法律事務所のやりて弁護士とその部下が主役。ハーヴェィは事務所のシニア・パートナーになったばかりの2枚目の切れ者。彼がとっかえひっかえ着るスーツが訴訟(suit)とダブル・ミーニングになっています。それとスーツ自体がエリートの代名詞になっていて、作業服を着ている人たちから揶揄/忌諱されます。

 ある事情で大学を中退した天才的な頭脳を持つマイクはアソシエーツとしてハーヴェィの下で活躍します。こちらの着るスーツはハーヴェィとの差異化のためか2着で1万?のような安物。でも両親を亡くしお祖母ちゃんを足しげく病院に見舞う心優しい青年です。独身のハーヴェィには家族や過去が描かれませんが、マイクの方の過去(経歴詐称など)や友人、その恋人など物語に関わる/問題を起こす役割を担っている。

 『Mad Men』のように1960年代のアメリカ社会を描いているような時代性・社会性はないけれど、やはり面白い。いまシーズン2のエピソード2なので、これから何回か感想を書きますが、『Mad Men』がいつもお酒を飲んでいたのに、それが少ない。それが当たり前か。それとマイクがちょっと孤児的な設定かなとも。

 14日は地元の西野神社に門松としめ飾りをもって焼いてもらいました。前にも書いたかも知れませんが、この神社は某有名歌手が札幌でコンサートをした時に、結婚したばかりで安産祈願に訪れた事で有名になりました。でもそれと関係なく、こじんまりとしたいい神社です。