編集委員会、小谷真理さん(とご主人)

 北海道支部の委員の代理で本部の編集委員会に1年だけ参加しています。もちろん70才になる委員はほかになくロートルなので目立たないように。

 書評する本の選択について原案が出て、来週Zoomの委員会です。その間、論文の締め切りも終わり査読担当の論文もメールで送られてきました。気も引き締まります。

 朝一番で石狩のW君からアスパラが送られてきました。雨が止んだので少しテニス。金曜なので『週刊文春』を買って帰りました。「家の履歴書」をみると、巽(孝之)先生とNYに移った奥様の小谷真理さんの回でした。ご主人とのなれそめも紹介され、ほっこりと。実は日曜日の朝日新聞のコラム(たぶん「知の力」)で小谷さんが再読の意義について述べられていたので、何かの偶然か。

 また実はですが、漱石関係の再読で、漱石の英国留学に関連して巽孝之丞(たつみ・こうのじょう)という人物が登場します。巽さんのお祖父様でした。ロンドンの銀行業界で活躍していたようですが、その名前を目にした時に、漱石の日記や書簡にでていたのか、関連文献で名前が出ていたのか、確認しきれませんでした。