『若者たち』

 『若者たち』の佐藤家三男の山本圭が亡くなった。前項のジャック・ぺランと1つ違いです。1966年放映と言うから僕が中学生の時だけれど、引っ越した後の高校の時に見た記憶があります。ブロードサイド・フォー(黒澤久雄)のテーマ曲も覚えています。高校の時のフォーク・グループで歌ったかも。ブラザーズ・フォーの「グリーン・フィールズ」は練習しました。市民会館でのブラ・フォーのコンサートに行って、サインももらいました。

 妹役の佐藤オリエ山本圭が噂になった事も。佐藤オリエのお父さんの佐藤忠良は札幌西高(旧制二中)の先輩です。札幌芸術の森美術館に佐藤忠良記念子どもアトリエもあり、コロナの直前の2020年2月にスノー・シューを借りて野外彫刻を見学して歩いて、途中でアトリエで休憩しました。

 物語の佐藤家長男は田中邦衛、次男は橋本功、ガッテン系か。末っ子は松山省二。デモを取り上げた回では、弟たちを育てる肉体労働派の長男・次男の大学生の山本圭が議論(取っ組み合い?)をする場面もよくおぼえています。いかにもインテリといった長髪をかき上げる3男は、長男・次男のにとってはかわいい弟であると同時に、小憎らしくもあったでしょうね。長女のオリエはまとめ役、末っ子の松山は要領がよかったような、少しちゃっかり?

 でも今考えても、家族の問題と社会の問題とが切り結ぶように描かれている点が、リアルで面白かったのだろか。それとしつこいようだけれど、親のいない家庭≒孤児的な家庭が舞台だったんだ。うーん、どう考えればいいのか、自分のいつものテーマに無理やりこじつけて次回の課題としよう。

 昨日は大学に本を返しに行って、新聞で見た小西純二という画家がクロス・ホテル(北2条西2丁目)のロビーでやっている個展を見に行きました。シンプルでセンスのいい絵が何点かありました。その後はランチをして帰宅。ランチの場所は秘密ですが、大通りビッセの4階のお店に行ってみました。赤レンガテラスにも支店があり、すすきのに本店がある寿司屋さんです。