N田君のブログでスティシー・ケントという女性歌手について書いていました。だいぶ前から聞いているらしいけど、僕は数年前にスティングのFragileの歌唱（画像）を探していて見つけました。弦の5重奏をバックにささやくような声／歌い方が心に留まりました。
で去年のベスト3には入るスティングのデュエット集Duetsの最初でかつ一番いいトラックがメロディ・ガルド―とのLittle Something。スティングのボーカルに加わるメロディのタイミングと歌唱がすばらしい。子供っぽい声と巧みな歌唱のいい意味でのミスマッチと言うか、期待しない相乗効果と言うか、いい感じ。それで彼女のアルバムも2枚買いました。2008年のデビュー作Worrisome Heart と2009年の My One and Only Thrill。ジャズのようなフォーク・シンガーのような、つまりはィポップ・シンガーなのでしょうか。
派手な歌い方ではなく、そっと沈み込むような、でも時々ささやくようにシャウトするような、不思議な歌唱です。
パリのオランピア劇場でのライブを聞こうとして、CDを買ったつもりで届いたのはBlue-rayでした。どうしようかと。
