Summer’s Gone

f:id:seiji-honjo:20210913071317j:plainSummer’s Goneというアルバムの Summer’s Goneという曲を聴いて、「夏の終わり」の気分にひたっています。ジョヴァンニ・ミラバッシという50才くらいのイタリア人ピアニストのアルバムです。

イタリアのジャズ・ピアニストとして、アントニオ・ファラオはリーダー・アルバムはほぼぜんぶ聞いたので、アマゾンで推薦されミラバッシに。周知のようにアマゾンでは注文をすると、関連する本やCDを推薦してくれます。助かる時もありますが、忙しいのに(それはないか)または今月が買い過ぎたという時でも、容赦なく推薦してくるんですね。

   イタリアのジャズ・ピアノというとエンリコ・ピエラヌンツィ(1949‐)が大御所ですが、調べると、あのジョージ・ウォリントンがシチリア生まれのイタリア人でした。ピアノ・トリオのLive at Café Bohemia(1955年)とJazz for the Carriage Trade(1957年)がフィル・ウッズも参加して有名です。ハードバップ時代の代表的な白人ピアニスト。

   写真はSummer’s Gone のジャケットがいまいちなので、Jazz for the Carriage Trade を使用。また英語にこだわる悪い?癖が出て、carriage trade を調べるとtrade from upper-class customers(上流階級の顧客との取引)とあるので、「一流の人のためのジャズ」といった意味で使っているようです。乗り物は車が登場する前の馬車。

  馬車は富裕層の乗り物だったようですが、 セントラル・パークの南端に馬車で見学できる発着場がありました。当然ですが僕たちも乗りました。