ポーターというクラフト・ビール

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サンフランシスコのクラフト・ビールの草分けと言われているアンカー社のポーターを愛飲しています。

 ポーターって焙煎した茶色の麦芽を使うので、焦がした苦みと甘みが感じられます。ポーターの中でもアルコール度数の高いのはスタウト・ポーターと呼ばれ、のちにスタウトと呼ばれるようになったらしい。確かにスタウト(強いという意味)の方を先に知りました。語源で言えばロンドンで配達をする人(ポーター)が好んで飲んでいた事から来ている。

 最初はたぶん生協で見かけて、3本と5本をリュックに入れて買っていました。そのうちのケース(24本)をアマゾンで購入。値段は少し生協の方が安いかな。

 サッポロ・ビールが販売しているようです。そのアンカー社は1896年創業で「スチーム・ビール」の名前で売り出したので、「アンカー・スチーム」と呼ばれています。3種類のビールはどれも会社のロゴである「錨」が描かれています。僕はたまたまアンカーのビア・グラスを持っていて、この黒ビール(と言っていいのでしょう)を飲むのにぴったりです。アンカー・スチームをダースやケースで買った記憶はないので、たぶん半ダースくらいにグラスがサービスでついてくるのを買ったのでしょう。

 特に午前中のテニスを終えて、シャワーを浴びた後に、よーく冷やしたポーターをこれも冷やしたグラスに注いで小さな菜園を眺めながら飲むのがいまは一番の幸せ。程よい甘さとかすかな苦みが美味しい。この時にまた汗が出てくるのが不思議です。2番目(と言うと怒られるか)が夜にかみさんと乾杯する時のグランド・キリン・エールのホワイト。かすかにグレープ・フルーツのような味がするさわやかなビールです。

 暑い夏にうんざりりしている人も多いでしょうが、ビール好きの僕は汗をかいたらビールとまでは言いませんが、けっこう飲んでいますね。それを制するために大きな水筒に麦茶をいれてビール代わりに?飲んでいます。もちろんテニス・コートでは麦茶です。つい最近まで、テニス・コートでは一切水分を取らず、ビールを飲む時のそう快感を重視していましたが、健康的には血液どろどろの方向に邁進していたんでしょうね。