身体性とポップ

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 あさっての授業で「身体性」 について取り上げます。ただ自分が関心があったのと学生にも考えてほしいテーマですが、まだ自分の中で整理しきれていない。教えるのが難しい段階。それで普通ですが「精神と身体」、「身体とメディア」、「身体と音楽」というような別なテーマと関連付けて考え行こうと。でもまぁ、この組み合わせ自体もよくある「身体論」の組み合わせなのですが。

 で「つかみ」として先週やったジャズと身体性、そしてだいぶ前にオンラインでやったロックと身体性からはじめると学生にはわかりやすいかなと。実際アフリカ的な起源を持つジャズの身体性、R&Bから誕生したロックン・ロールの身体性って説明しやすいです。その前のアメリカの白人のポップスって、croonerと言われるスムースでなめらかな歌い方をする歌手の事で、ビング・クロスビー、シナトラ、パット・ブーンなどかな。

 でもそういう歌い方では表現できなくなった白人の若者がプレスリー。彼自身がメンフィスの黒人教会の音楽を聴いて黒人のゴスペルの歌い方ができる、しかもその派手な動きのパフォーマンスは黒人歌手もすごいって言っていました。ロックン・ロールでも黒人的なリトル・リチャードのTrutti Fruttiをパット・ブーンがカバーしている映像では、ネクタイを緩めていましたが、それが彼がロックン・ロールの曲を歌う時のロックン・ロール的な振る舞いとしてギリギリ譲歩できるところだったのでしょうね。

そしてポップ・カルチャーの身体性に対してハイ・カルチャーの非身体性というか、精神性と知性に向かう傾向が次の課題になりそうだが、これはけっこう難しそう。クラシックvsロックやジャズ、伝統的な絵画vsアクション・ペインティング、文学vs漫画/アニメなど。こんな二項対立的な問題の立て方って、それ自体ちょっと問題かもしれません。このあたりもう少し考えないと。

 昨日は初めてのラジオ体操の後、公園のごみ拾いをして、JR札幌駅前の歯科に差し歯の直しに行って、11時に向けて「チャイナ・パーク」に行ったのですが、酒類はまだ準備をしていない。安くておいしい店なのですが、ちょっとルーズです。それでまたホテル・オークラの「桃花林」へ。

 ビールをチェーサーに紹興酒を飲むんですねと言ったウェートレスの女の子はいなかってけど飲みました。ランチ「楊貴妃」が割とよかった。前菜はちょっとしょぼかったけど、オクラとシイタケの素揚げ、ポークのこれも酢豚っぽい素揚げ、そして冷麺が麺とスープがおいしかったです。飲み終わった頃に例の女の子が出てきて、今日は飲まないんですかと聞くので、もう飲んだ後なんだと言うと、休憩中で失礼しましたと丁寧に答えてくれました。