半分、復活

 

f:id:seiji-honjo:20210415082400j:plain


  新学期が始まりましたが、僕の担当授業は履修者が多い(272名)ので、対面授業は5月末からになります。感染対策の観点から教室の収容人数の3分の1以下の履修者数でなければならず、そうでない場合は最初の時間割で決めた教室に代わる教室を探す期間が必要になるからです。と言っても272名が3分の1以下になる、つまり800名以上の教室はなく、一律に教室調整をするために、多人数クラスの対面授業の開始が遅れる訳です。

 で大学のLMS(Learning Management Systemという大学の教育用サイト)に去年の様にワードのレジュメをアップしたら、内容は面白いけどリアル・タイム配信はないのですかという質問(要望)があり、そこまではできないけれど、レジュメに動画を貼り付ける作業をしています。

 「半分、復活」は昨年末以来の不調の原因が分かり、だいぶ元に戻りつつあるという意味です。

 この期間は主として小津安二郎の文献を読んでしのいでいました。とても助かりました。音楽も重要ですが、読書の方がより(僕にとって)能動的で、気がまぎれつつ得る事も多かった。また調子の悪い時には読んでも頭に入ってこない事もあり、別な時に読むとすっと理解できたりします。それとは別に最初読んだ時にはあまりたいした事ないな(失礼)と思った本が、読む本がなくなって再読するとけっこういい事を言っていると発見したりする例も多かった。

 後は、支部の活動に関して、教員の移動に伴う支部委員会の委員の補充とか、再来年に迫っている全国大会開催について、支部長・事務局長・幹事(僕も2名のうちの一人)でたくさんのメールのやり取りで協議をしています。もう本州にいる支部会員に頼もうかとも。実はすでに一部実施しています。

 でも昨日から気分も少し良くなり、今日は1週間ぶりにテニスに行こうかな。20冊越えだった小津本が40冊をこえた。