初めて

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 知り合いから柚子をもらったので、初めて柚子湯(風呂)を作りました。作り方は柚子の実をまるまま入れる、皮を少し削って実を入れる、皮を削ってそれをネットに入れて作るなど。うちは皮を少し削って実を入れる方式を採用しました。ほのかに香って年末の気分が高まります。

 昨日はクリスマス・ケーキの代わりにロール・ケーキを買おうと円山の「パール・モンドール」まで行ったのですが、ちょうどクリスマス・シーズンだけロール・ケーキは作っいないと言われ、やむなくフルーツ・ロールのカットとチョコレート・ケーキとサバランを買って帰りました。

 いまUKジャズを2枚ほど買って聞いています。ヌビア・ガルシアという黒人女性サックス奏者のSourceと黒人男性テナーのシャバカ・ハッチングスのWisdom of Eldersというアルバム。UKジャズについて調べるとけっこう難しい。

 もう1枚追加で注文。イギリス出身の黒人サックス奏者コートニー・パインの率いるJazz Warriorsのアルバムです。コートニー・パインは南アフリカの黒人ピアニスト、ベキ・ムセレクのアルバムにも参加していました。アフリカ的なジャズがよくて愛聴していました。

 さてUKジャズを考えると、ジャズと言うジャンルがいわゆるジャズ・ファンが考えるような未来はないように思えます。悲観的ではなく、ジャズという確固としたカテゴリーは1890年代くらいで終わって、その演奏技術やアドリブは他の音楽ジャンルに使われたりして、ジャンルの境界は薄まっていった。消滅しないまでも。そしてジャズをさらに推し進める動きはあまり多くない。最近50ちょっと前で亡くなったロイ・ハーグローブが1999年代からやっていたジャズ、または彼がジャズと並行してヒップホップなども取り入れていた音楽のその流れが当てはまるかも知れない。

 でUKジャズがある種ジャズの未来形になり得るかな。でもコアなジャズ・ファンは否定するだろうと。そんな関心のない人にはどうでもいい事を真面目に考えると頭が痛くなるけれど、そんな事をのんびりと考えると老化防止にいいかなと。