クルージング

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 昨日の朝テニス・コートに行くと霧雨で誰もない。で、そのまま電動自転車で自転車屋さんを探して走りました。鍵とライトを買いたくて。坂のところは電動にして結局45分くらい走った。途中行きたいと思っていた琴似のお餅屋さん三好庵で草大福、田舎饅頭などをゲット。6個買って500円もしない。小さくて安くて美味しい。その後コートに戻ると6人いました。

 夕方はかみさんと公園を散歩して、サクラマスがたくさんいる場所を通りました。確かに結構いました。西野のパークゴルフのそばで夏は焼肉をしているスポットです。寒いのにテントを張っている若者二人もいました。まさかヤマメ(≒サクラマス)の密漁では?

 最近聞いているアート・ファーマーの『ブルースをそっと歌って』(1965)はアートのフリューゲルホーンもいいし、スティーヴ・キューンのピアノ、スティーヴ・スワローのベース、ピート・ㇻロッカのドラムスもいい。キューンのピアノ・トリオにアートが客演しているように聞こえると言うレビューもあるけど、そのくらいトリオがいいんだね。

 でそのトリオが翌年『スリー・ウェィヴス』というキューンの初?トリオ版を出します。ここでの「アイダ・ルピノ」(カーラ・ブレイ作曲)がいい。実は「ブルースをそっと歌って」もカーラ・ブレイ作曲。『ブルースをそっと歌って』でも取り上げられている「アド・インフィニタム」もカーラ・ブレイの曲で、スティーヴ・キューンの次のアルバムMPS版Watch What Happensにも入っています。

 アート・ファーマーも日本で人気のあるのはうれしいけれど、日本のレーベルでアルバムを作ると、何かひいきの引き倒しというのかアーティストとしての緊張感が欠けたゆるいアルバムになってしまう傾向があるのは残念。スティーヴ・キューンも日本のヴィーナスでのアルバムは欧米の女性ヌードがちょっと芸術写真的ででもつまらないジャケットで印象が良くない。内容は悪くはないけど。