Zoom研究会に初参加

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 ついちょっと前まで名前さえ知らなかったZoom。こんな事態になっても非常勤の授業では使っていない。ま、200人の授業では使わない事は分かりました。数名から20~30名の会議や授業では可能な気がします。

 支部学会の研究会が3月開催予定からずっと延期になっています。それで今回の第193回研究談話会ではZoomによる開催となりました。193回という事は年5回としても40年近い。来年200回が来そうです。確かに僕が北海学園に赴任する28才の前後にはあったような。まだ30才前後は英文学のV・ウルフを研究していたので、アメリカ文学にシフトするのはもう少し後かな。

 さて僕Zoomによる研究会談話会、僕も支部長から降格して幹事なのでいちおう主催者側として付け焼刃で学びました。このZoomっていうのは複数の人が同時にパソコンやスマホタブレットなどの端末から参加できるWeb会議のアプリである事は皆さんご存知の通り。

 カメラやマイクが搭載されていない端末の場合は外部の機器を買って接続すればOK。今時のパソコンはカメラやマイクが内蔵されていますが、性能は外付けの方がよくて、そんなに高価でありません。

 4時の開始の30分前からホスト役の事務局長が開いていて僕も参加しました。5年ぶりの先輩と話もできました。8年ぶりに仙台のSさんとも。去年金沢に赴任したM澤君も参加。名古屋から支部大会で講演に来てくれて支部会員に勧誘されたU殿先生も。発表者のレジュメも画面上に置きながら発表の声が聞こえます。

 40分ほどで発表が終わり、休憩の後に司会(現支部長)に「本城さん、挙手の仕方分かりますか」とふられたので、恥ずかしいけど正直に「分かりませんので、教えて下さい」というと挙手のアイコンがあるのを教えてくれました。クリックすると「はい質問をお願いします」と言われ、質問の一番手にされました。その後順調に質疑が進み、16名参加で半分くらいの会員が質問・コメントをしてくれて盛会でした。

 6時になり随時退室して、4,5人残って感想と雑談。12月の支部大会もこれでできそう、30~40名規模だし。今回も東京、仙台、愛知、金沢から参加。実は対面の普通の研究会が復活しても、部屋にパソコンがあればZoomも併用して札幌以外の道内の会員、そして道外の会員も参加できます。でも懇親会はまだできない。支部長、事務局長、幹事)の4名くらいなら普通の飲み会(打合せ)ができそうです。

 Zoomの研究会の模様をスマホで写真に撮るのを忘れました。少し緊張して、途中でカメラから外れてトイレに行ったりするのはいいのかとか、発言はどうやって司会に許可を得るのかな、など知らなかった事も多くて。

 それでアメリカの具象画家フェアフィールド・ポーターの「メイン州の家のポーチ」を載せます。ホンワカした線のタッチと、静物画の部分もあり、天井の低さの圧迫感を部屋の奥行と窓の外の景色も取り入れて中和させる設定など好みの画家です。