Junco Partner がつなぐ

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  友達のブログをDirty Dozen Brass Bandの事が書かれていた。おっと僕も1枚持っていた。聞いた記憶はないけれど。 CD はMedicated Magic。初めて?聞いたけれど、ジャズのような、ニューオリンズのマーチング・バンドのような。でJunco Partnerが入っている。これはJames Bookerのアルバム・タイトルにもなっていて、これもよく分からないけれどありますので、聞いてみました。ピアノがうまい。

 この曲は1951年ジェームズ・ウェインが最初にレコーディングして、けっこうカバーがあります。ルイ・ジョーダン、マイク・ブルームフィールド、ドクター・ジョン、プロフェッサー・ロングヘア―、クラッシュも。どうもJunker’ Bluesという元曲にインスパイアされたらしいけれど、それは「麻薬中毒者のブルース」なので、薬中や売春婦、ひも、詐欺師などを歌った曲であるらしい。Junk→Junko →Juncoという変化かな。

 ボブ・ディラン Kocked Out Loaded(1986)も"Junco Partner"の歌詞の中にある「酔っぱらってぶっ倒れていた」からです。 イギリスのパンク・バンド、クラッシュの4枚目のアルバム3枚組36曲入りのSandinista!(1980)にも、レゲエ・バージョンとダブ・バージョンが入っています。録音はジャマイカキングストン

 でニューオリンズのマーチング・バンドからきたセカンド・ライン、ザディコ、そしてカリブ音楽など港町ならではの新しい文化と音楽、フランス~フランス系カナダ系ケイジャン、インディアンと黒人の混血セミノールなどなど混血/雑種/ハイブリッド/クロスオーバーについてはまだ今度。

 写真はJames Bookerのあやしくも(いかがわしい?)もかっこいいJunco Partnerです。