民度と指導者

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 やっと緊急事態宣言を出した割には、都府県と政府の休業補償の件でもたもたしている。できるだけ緊急事態宣言を出さないですませたかったという気持ちは理解できます。でもそれはいち個人として理解できるのであって、自分に日本のリーダーの地位に着いたのだから責任を持たなくては。無理かな・・・・

 最初に中国に配慮したのと、オリンピック開催について検討したので対応が遅れたように思う。でもその後も2月末に北海道が緊急事態宣言を出してそれなり成果があった事に学んでもよかったと思う。できるだけ緊急事態宣言を出さないですませたかったとしても、宣言を出さねばならない時の準備を僕ならしておきますね。

 コロナ感染者のへの対応、医療従事者への配慮(スタッフの休養・補充)、医療施設の拡充、休業要請に伴う補償、外出自粛要請の対象と内容など。都府県知事や専門家の意見を聞いて調整しておくことは可能だったのに。

 日本は比較的民度が高いように思います。集団におけるマナーや公衆衛生、非常時での態度など。でも中くらいの非常時ではそうだけど、もっと大変な災害時にはどうなのだろうか。それと比較的民度が高いと、それほど優秀な指導者がいなくても何とかなる。逆に考えると、大衆のレベルが悪くないと、指導者もそこそこで立ち行く。でも今回の場合はどうだろう。あ、それとメディアの役割ね。これは情報を提供する事が多いけれど、政府を動かすようなメディアなりの提案とかはまだ見られないような気がします。

 写真はまだ聞き続けているビッグバンドのイギリス版。『メトロポリス』のマイク・ウェストブルックの『ラヴソング』。これもポップで、分厚いサウンドもあり、ジャケットもよくて面白いです。