半年後

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 昨日の朝、大学時代の友人の奥さんから電話があった。長らく患っていたご主人が前の晩に亡くなったという連絡だった。

 実はこのKG君はちょうど半年前に亡くなったAD君の親友だった。それでAD君が亡くなった事も重い病気で入院中のKG君にはショックを与えるのでご家族は伝えないままだった。

 KG君は法学部卒業後、道警に入ったがやめてプランタンや観光業界で働いていた。いつもこのブログで書いている北大教養部のクラスの仲間内での2組いる同級結婚の一組。しかし残念ながら別れて再婚し、昨日のお通夜でその長男が施主を務めていました。

 だいぶ前に萬田病院に糖尿病で入院中にお見舞いした時は、歩いて現れ雑談した事も。数年前に血液の病気で入院中の時はベッドで寝たままだったけれど、少し笑顔も見せてくれましたが。

  AD君が療養中のKG君を散歩に連れ出したり、それが骨折の後、あまり運動もしなくなって病気も良くなくなったりして、そんな状況を AD君から飲みながらよく聞きました。そう言えば、KG君が血液の病気になった時にAD君ともう一人のNT君を呼び出して家族や後の事を頼むと言った事など。僕はその時、用事があって行けなかったような記憶があります。

 KG君とAD君は大学時代、自動車部?に入っていたり、KG君が映画会社のニューフェースに応募したとかしないとかという噂も聞きました。まつ毛の長いきれいな顔をしていたんです、背はあまり高くないけれど。そう言えばKG君は南高出身の二浪なので、時々書いている僕の八条中学の1年先輩のラテン音楽のお店などをやっているKWさんと高校では同期という事になります。

 そんな風にいろいろと昔の事を思い出しながら、お通夜の後に札幌駅前で食事をしようと東急デパートの「天一」に行こうと思ったけれど営業時間短縮でだめ。その後行ったステラ・プレースの「南国酒家」も営業短縮。しかたなく駅構内の居酒屋で、ビール、餃子、牡蠣フライ、芋と麦の焼酎をロックで2杯、締めに塩焼きそば。味は可もなし不可もなしだったけれど、テーブルの上のビニールのメニューがあまり清潔とは言えず、少し感染が心配でした。新型コロナ・ウイルスの影響を肌で感じました。

 写真は最近聞いているオーネット・コールマンFree Jazz。小さい抽象画はジャクソン・ポロックです。オーネット・コールマン絡みのエピソードは後ほど。