壊れた?!

f:id:seiji-honjo:20200129072118j:plain


 日曜日 10年前に人文学部で教えた事のあるH末さんの卒業制作の展示を見に行く。

 このH末さんは日本の女性セブン・サミッタ―3名のうちの一人です。実はあとの二人はなくなっているので現存する?ただ一人の登山家かも知れません。

 さて市民ギャラリーでの展示は予想よりも大規模で油絵だけでなく、写真や立体的な造形など多彩な展示がありました。指導教員が学生たちと質疑をしている場面もあり、興味深く拝見しました。

 後期担当の授業の試験が明日ありますが、来年度は前期にしたので4月からまた始まります。今年のファイルをコピーして4月からの準備を少しづつ始めようと考えました。すると10年近く使っていたUSBメモリーがフォルダ毎コピーしたあと認識しない。

 他のパソコンでもやってみたのですが、同様なのでパソコン側ではなくUSBメモリーの方に問題がありそう。ネットでも「USBメモリーを認識しない」で検索する。札幌のパソコン修理の会社に電話をしてみると、USBメモリーは突然壊れるとの事。曲がったり内部にゴミが入ったりではなく。その場合、解体してチップから情報を読み取るのに2万5千から5万くらいかかるらしい。

 で時間と残ったレジュメのデータがあるので、パワーポイントも2018年版から作っていこうと取りあえず考えました。実はくだんのUSBメモリーのバックアップを2019年4月以来やっていなかった。これから毎月、またはしばらくは毎週やろうと決心しました。

 写真はドイツ系アメリカ人ピアニスト、スティーヴ・キューンのデビュー・アルバム『スリー・ウェイブ』(1966)。いま聞いているのは『亡き王女のためのパヴァーヌ』(2006)。これでフォーレの「パヴァーヌ」が気に入りました。で、なぜ『亡き王女のためのパヴァーヌ』のジャケットを使わないかと言うと、最近のスティーヴ・キューンのアルバムは女性のヌードの写真が多いんです。下品ではないけれど、どうしてという気がします。CDプレーヤーのそばにも置きづらい。

 20代の頃ジャズ喫茶「アクト」で聞いた記憶がありますが、ピッタリの雰囲気の清新なピアノ・トリオ『スリー・ウェイブ』。続けてミシェル・ルグランの曲をアルバム・タイトルにした『ウオッチ・ホワット・ハップンズ』(1968)は、モード・ジャズを発展させた、時にはフリーな部分もある愛聴盤でした。