お墓も面白い?

 2日前、平岸霊園の入り口にあるH石材でお墓の打合せ。

 独立間際で少しやる気のなかった前任者と違い、平岸店の店長さんはいろいろと細かい点について教えてくれました。

 霊園の本城家とかみさんの実家の墓の間を30分くらい実例を見ながらレクチャーを受けつつ、仮に決めていきました。 

 まず和型か洋型か。これは地震があって倒れるとこわいので竿(墓石)が横長の洋型に。実は隣の墓に倒れても法的に責任はないそうです。とは言え、全額とまではいかなくても半額くらいは賠償しそうな気がします。墓参り中、一度もお会いした事のない隣人ですが。

 次は石の種類。これはインド産が高い。次に中国産。今回は白御影石でインド産の半額くらい。

 次は墓誌版。これは墓石がグレイでも黒の石を選んでいる例が多い。うちは墓石と同じ石で墓誌版を作成。また下駄という台が大げさなので普通の台に。

 荷物を置く、そしてちょっと座るベンチも。これも高さや長さがまちまち。墓地の大きさや全体のレイアウトの中で決定。

 後は玉砂利と植栽を植える場所も設定。玉砂利のみもありだが、少しは緑があった方がいい。年に1,2度の剪定もそんなに苦にならないし。

 供物台も。花立や水鉢、防風灯も。台の縁が立ち上がったり、その形状も複数あったり、選択する事が多い。

 家ほどではもちろんないけれど、けっこうデザインなど考えるのが面白くなります。配色、配置、外観、機能性、予算など、いろいろと考える事があります。機能性は家とは違い、あまりないか。

 今年はちょうど父の33回忌。僕が1歳の時に亡くなった祖父が建てた墓を作り直すのも、25年前に亡くなった母への恩返しになるかなとも思い。