カズオ・イシグロと飲み会

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 昨晩は元同僚(北海学園大学人文学部)と飲みました。

 このM先生の採用に関わった事もあり、昇格のお祝いも兼て一度お誘いしようと思って予約までしていたのですが、痛風のためにキャンセル。

 そして今回新年度になってようやく実現しました。

 久しぶりの「すし屋の根がみ」さんで。

 彼はイシグロ・カズオの研究者なので、ノーベル文学賞受賞の影響で忙しそう。今回も編者の一人である『カズオ・イシグロの視線――記憶・想像・郷愁』(作品社)と、執筆者の一人である『カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む』(水声社)を頂いた。

 話は来月の「人文学の挑戦」で東大大学院の恩師、斎藤兆史氏との共演について。斎藤先生は英語教育の専門家なので高校の英語の先生が多く来るかもしれないけれど、高校生やその他の聴衆も集まればいいので、そのためにどんな作品を取り上げればいいか悩んでいます。

 席を変えて、今度は姫路出身のM先生の、東京~山形~札幌の移動と、親しい人たちの反応、また奥さんの苗字を名乗る養子の事情などについて。

 札幌に来て3年、数年後には中学に進学するお子さんの学校と住む場所についての話など。今は大学のそばに住んでいるので、中学は僕の母校のH中学になる。あまり自信を持ってお勧めできないのが少々残念した。