マイケル・コナリーをまた読んでいます。
文庫で上下巻が多く、それを2冊とすると合計50冊くらいをこの2週間くらい読んでいる計算になるでしょうか。計算が合わない部分は、読まないシリーズも少しあるからです。
つまりハリー・ボッシュ(ロス警察刑事)が大半で22作、ミッキー・ハラ―(リンカーン弁護士)が5作、それとテリー・マッケイレブ(FBIプロファイラー)2作、ジャック・マカボイ(新聞記者)が主人公の作品が2作かな。
ハリー・ボッシュをノワールとして論ずる発表をm昨年9月の支部大会(アメリカ文学会北海道支部)でリハーサルをして、10月の全国大会でシンポジウムの講師として発表、そして支部機関誌に原稿として投稿して、今週それが出来上がります。
ハリー・ボッシュを論ずる事の研究的意味についてはここでは述べませんが、なぜか繰り返し読んでいます。
写真は来月翻訳が出る作品のペーパー版。22作の19作目です。大方の翻訳はシリーズ途中で打ち切りとなりますが、前作が随時翻訳され続けているのは読まれているからでしょう。アメリカでTV化している事も理由でしょうが、僕のようにハリーのイメージと違うかなと見ないで、かつ本の方は読み続けている読者も多いような気がします。